3月も半ばを迎え、東京などでは春の柔らかな日差しを感じる日が増えてきました。街の園芸店にも色とりどりの花が並び、心浮き立つ季節の到来ですね。

春風とともに訪れた、お子様の卒業や独立。ご家族のために駆け抜けてきた日々が少し落ち着き、「これからは自分のための時間を、もっと大切にしたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな新しいスタートを切る50代の女性にぜひおすすめしたいのが、ベランダや玄関先など、手の届く範囲で始める小さなガーデニングです。

植物と触れ合う時間は毎日の癒やしになりますが、忙しい大人の女性には、無理なく自分のペースで付き合える「多年草(宿根草)」という植物をお迎えしてみるのも良いですよ。

今回は、少しこだわりのある空間を作りたい方に向けて、よくある定番の花とは一味違う、洗練された大人シックな多年草を3つピックアップ、参考価格や楽ちんガーデニングのヒントとともにご紹介します。

記事末には、1年後に横浜での開幕を控えた「2027年国際園芸博覧会」の前売りチケット情報もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 多年草ってどんな植物?

春ガーデンの定番花「パンジー・ビオラ」は一年草1/9

春ガーデンの定番花「パンジー・ビオラ」は一年草

Olga Miltsova/shutterstock.com

園芸店でよく見かける華やかな「一年草」は、ワンシーズンでその一生を終えるため、季節ごとに苗や土を買い替え、植え替える作業が必要になります。

凛とした佇まいが美しい「アガパンサス」は多年草2/9

アガパンサス

Ljumitza/shutterstock.com

対して「多年草(冬に地上部が枯れるものは宿根草とも呼ばれます)」は、一度植えれば翌年以降も自らの力で芽を出し、花を咲かせてくれる植物です。

環境さえ合えば「植えっぱなし」に近い感覚で付き合える丈夫な品種も数多くあり、毎シーズンの植え替えの手間を省きながら、植物の成長を毎年楽しむことができます。

2. 【初夏のお庭が待ち遠しい】この春選ぶ「大人シック」な多年草3選

今回は、「それ、なんていうお花?」とお友達に聞かれるような、スタイリッシュでお手入れも比較的簡単な植物を3つ厳選しました。

2.1 アガパンサス

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MargaretAnne/istockphoto.com

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初夏に向けて、すらりと伸びた茎の先に涼しげな青紫や白の花を放射状に咲かせるアガパンサス。その凛とした立ち姿は、ベランダや庭をぐっとモダンな印象に引き締めてくれます。

光沢のある長い葉も美しく、花がない時期もグリーンとして楽しめます。

  • 育て方のコツ: 日当たりを好みますが、半日陰でも育ち、乾燥にも強い「手間いらず」の頼もしい植物です。植えっぱなしでも年々株が大きくなり、見事な景観を作ってくれますよ。
  • 管理のポイント: 根がとても強く張るため、鉢植えの場合は根詰まりを防ぐために、3〜4年に一度「株分け」をして植え直してあげると、毎年美しい花を楽しめますよ。

※参考価格:600~1200円前後(3〜3.5号ポット苗)

2.2 アスチルベ

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ncristian/istockphoto.com

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ふわふわとした泡のような、優しい花を穂状に咲かせるアスチルベ。ピンクや白、赤などの落ち着いたトーンが多く、和風・洋風どちらの空間にもアンティークな雰囲気を添えてくれます。

雨に濡れても花が傷みにくく、梅雨時のしっとりとしたお庭でひときわ美しく輝いてくれますよ。

  • 育て方のコツ: 日陰や湿り気のある場所でもよく育つため、日が当たりにくいベランダや玄関先の彩りとして非常に重宝します。寒さにはとても強い植物です。
  • 管理のポイント: 乾燥には少し弱いので、株元を腐葉土やバークチップなどで優しく覆って(マルチング)保湿してあげるのが、美しく咲かせるプロのコツです。

2.3 ストケシア

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billysfam/shutterstock.com

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アザミに似た、繊細で美しい青紫色の花を咲かせます。「ルリギク」という和名も持ち、楚々とした佇まいが魅力です。

花はもちろん美しいのですが、暑さ寒さに強く、冬でも緑の葉を保ってくれる(常緑)という強健さも、忙しい大人にとって嬉しいポイントです。

育て方のコツ: 日当たりと水はけの良い場所を好みます。切り花にも向いているので、咲いた花を室内の一輪挿しに飾るのも素敵な楽しみ方ですね。

管理のポイント: 非常に丈夫で、地植えにすると年々株が大きくなります。窮屈そうになってきたら、数年に一度スコップなどで「株分け」をしてリフレッシュさせてあげると、風通しも良くなり元気に育ちますよ。

もちろん、鉢植えでコンパクトに育てるのにも向いています。過湿には弱いため、梅雨の時期などは雨が溜まらないよう、鉢の下にレンガを敷いて高さを出すなど、水はけの工夫をしてあげてくださいね。

※参考価格:約300円〜500円前後(3号ポット苗)

3. 50代からの庭しごとが楽しくなる「楽ちんガーデニングのヒント」

ガーデニングを始めるのに、最初から高価な道具を揃える必要はありません。ジョウロやスコップなどは100円ショップのものを活用しつつ、長く使うハサミなどは少し良いものを選ぶと、手が疲れにくく愛着も湧きますよ。

そして、忙しい大人の女性にとって大切なのは「無理なく、自分らしく楽しむこと」です。最近は、持ち運びが楽な「軽量タイプの培養土」や、軽くてお洒落な布製のプランターも人気です。

また、フラワースタンドなどを使って少し高さを出せば、お世話がしやすくなるだけでなく、ベランダがまるでカフェのような立体感のある空間に生まれ変わります。

ストケシアの項目でも触れた「鉢の下の風通しを良くする」という点でもスタンドはとても有効です。 ご自身のライフスタイルに合わせて、心地よく植物との暮らしを楽しんでくださいね。

4. 【コラム】「2027年国際園芸博覧会」横浜での開幕まであと1年!《前売りチケット情報》

ガーデニング好きのみなさんが今から待ち遠しいのが、2027年に開催される「横浜国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」です。

世界中の植物や最新の庭造りが集まるこの博覧会、来年の今頃は横浜の街中がさらにワクワクした熱気に包まれているはず。

開催1年前となる2026年3月19日(木)から、入場チケットの前売り販売も開始されました。

前売りチケットには、通常よりお得な「早割価格の1日券」のほか、シーズンを通して何度も足を運べる「通期パス」や「夏パス」なども用意されています。公式チケットサイトだけでなく、旅行代理店や各プレイガイドでも購入可能です。

「どの花を見に行こう?」「あの展示を庭造りの参考にしよう」と、今から想像が膨らみますね。未来の美しい景色に思いを馳せながら、春のガーデニングシーズン本番を楽しく迎えましょう。

4.1 【開催概要】

  • 開催期間:2027年3月19日(金)~9月26日(日)
  • 開催場所:神奈川県横浜市(旧上瀬谷通信施設跡地)
  • テーマ:幸せを創る明日の風景

4.2 入場チケット料金

※年齢区分:大人(満18歳以上)、中人(満12〜17歳)、小人(満4〜11歳)。3歳以下の方はチケット無しで無料入場可能です。

  • 前売りチケット:1日券(早割価格)(会期中いつでも1回入場可)
    [大人]4900円 [中人]3000円 [小人]1400円
    ※販売期間:2026年3月19日~2027年3月18日
  • 前売り・会期中販売チケット:通期パス(会期中いつでも何度でも入場可)
    [大人]2万8000円 [中人]1万6000円 [小人]6500円
  • 前売り・会期中販売チケット:夏パス(7/1~8/31 何度も入場可)
    [大人]1万2000円 [中人]7000円 [小人]3000円
  • 前売り・会期中販売チケット:特別割引券(障がい者手帳等をお持ちの方および同伴者1名、1回入場可)
    [大人]2800円 [中人]1700円 [小人]800円
  • 会期中販売チケット:1日券(通常価格)(会期中いつでも1回入場可)
    [大人]5500円 [中人]3300円 [小人]1500円
  • 会期中販売チケット:夜間券(会期中いつでも17時以降1回入場可)
    [大人]3500円 [中人]1900円 [小人]900円

ご注意事項

  • 価格は全て日本円・税込みです。(紙チケットを購入する場合は、別途100円(税込み)が上乗せとなる予定です。)
  • 年齢は「2027年4月1日現在の満年齢」が基準となります。ただし、3月中の入場については、2026年4月1日現在の満年齢を適用します。
  • 自治体により、招待事業や入場券割引購入制度がある場合がございます。詳しくはお住まいの自治体HPなどでご確認ください。
  • 予告なく売り切れとなる場合がございます。
  • 入場チケットの不正転売を禁止します。
  • 入場チケット購入時には「2027年日本国際博覧会チケット購入・使用規約」への同意が必要です。規約は予告なく変更する場合があります。改正は、GREEN×EXPO協会のウェブサイトに掲載された日から有効となりますので、定期的に規約を確認してください。

参考資料

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LIMOガーデニング部