帰省が憂うつな理由は、「親との関わりがいや」というものだけではありません。地方から都会へ出てきた人のなかには、これまでとの生活のギャップを痛感した方もいるようです。

・「実家にはネット環境がなく、両親は『Wi-Fiってなに?』という状態。テレビに対する信頼が高すぎて、『テレビに映っていないものは価値が低い』と見なしている人もいます」

・「『幸せとは結婚して子どもを作ることだ』『女性は結婚さえできれば勉強は不要』といった考えが根付いている。いまの時代の流れが通用しない」

・「古い考えの人が多く、話がかみ合わない。たとえば、LGBTに対して差別的な考えをもっている人がいることも。話すだけで疲れてしまいます」

・「大学に進学することに対し、親から『女の子なんだから勉強しなくていい』と言われたことがあります。いまでも、『女性だから』という理由で家事のことをネチネチ注意されるとイライラしますよ」

まとめ

実家、義実家問わず、帰省に対してブルーになる理由はさまざまなようです。なにかしら理由をつけて帰省の頻度を減らせるならまだしも、強制的に強いられているケースだとより辛さを感じるでしょう。

これから先も実家や義実家とうまく関わり続けていくためには、『どこで折り合いをつけるか』を改めて考える必要があるのかもしれません。

LIMO編集部