3月も半ばを迎え、東京などでは春の柔らかな日差しを感じる日が増えてきました。街の園芸店にも色とりどりの花が並び、心浮き立つ季節の到来ですね。
一方で、昨今の物価上昇などは、これからの生活設計に少し不安を感じさせるニュースかもしれません。日々の暮らしの中で「趣味にお金をかけすぎるのは……」と躊躇してしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ガーデニングは工夫次第で、費用を抑えながら長く楽しめる趣味になります。どこでぜひ知っておきたいのが「多年草」という植物です。
この記事では、この春ガーデニングを始めてみたいシニアのみなさんにおすすめの多年草の花を3種類ピックアップ。参考価格とともにご紹介。楽ちんガーデニングのヒントもお伝えします。
記事末には、1年後に横浜での開幕を控えた「2027年国際園芸博覧会」の前売りチケット情報もご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
1. 「多年草」なら毎年苗を買い替える必要がありません
春ガーデンの定番花「パンジー・ビオラ」は一年草1/8
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パンジーやネモフィラといった「一年草」は、華やかですがワンシーズンでその一生を終えます。そのため、季節ごとに苗や土を買い替える必要があり、どうしても維持費がかさみがちです。
春花壇の主役「オステオスペルマム」は多年草2/8
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対して、多年草は、一度植えれば翌年以降も自らの力で芽を出し、花を咲かせてくれる植物です。環境が合えば何年も「植えっぱなし」で育ってくれるため、結果としてお財布にも優しいのが特徴です。
また、管理する範囲をベランダや玄関先などの「手の届く範囲」に絞ることで、無理なく、長く植物との暮らしを続けられます。
2. 年金エイジが楽しみたい「手間いらずの多年草」3選
今回は、春の訪れとともにガーデニングを始めてみたい方に向けて、お手入れが比較的簡単な多年草を3つ厳選しました。
2.1 クリスマスローズ
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「冬の貴婦人」とも呼ばれるクリスマスローズ。うつむき加減に咲く奥ゆかしい花姿や、一株ごとに異なる繊細な模様、そして冬も青々と茂るがっしりとした葉の質感が魅力です。
寒さに強く、寂しくなりがちな冬から春の庭やベランダを、落ち着いた雰囲気で彩ってくれます。
- 育て方のコツ: 夏は直射日光を避けた涼しい半日陰を好みますが、冬の間は日当たりの良い場所に置いてあげると、花付きが良くなります。
- 3月のポイント: この時期は開花株が多く出回ります。花を十分楽しんだ後、4月頃に一回り大きな鉢へそっと移してあげると、翌年以降も元気に育ちますよ。
※参考価格:800円~(3号ポット苗)
2.2 ゼラニウム
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ゼラニウムは春から秋まで美しい花を次々と咲かせる、生命力あふれる植物です。
丸みを帯びた葉の形や、こんもりと集まって咲く花のボリューム感は、一鉢あるだけでベランダをパッと華やかな印象に変えてくれます。
- 育て方のコツ: 乾燥に強いため、毎日水をあげる必要はありません。土の表面がしっかり乾いたのを確認してから、「喉を潤してあげる」ようにたっぷりとお水をあげてください。
- 安心ポイント: 特有の香りがあるため、虫が寄りにくいのも嬉しい特徴です。寒さには少し弱いので、冬の寒い夜は軒下や室内に入れてあげると安心です。
※参考価格:300~600円(3号ポット苗)
2.3 ギボウシ(ホスタ)
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花だけでなく、斑入りの模様やくっきりとした葉脈の筋、表面の凹凸が生み出す独特の質感など、多彩な葉の表情を楽しめるのが魅力です。
日本でも古くから親しまれており、日陰でも育ちやすいことから、シェードガーデン(日陰の庭)の定番として人気があります。
- 育て方のコツ: 直射日光が当たらない場所でも元気に育ちます。3月頃から可愛らしい新芽を出し始め、初夏には涼しげな花も咲かせてくれます。
- 管理のしやすさ: 病害虫に強く、特別な手入れがなくても大きな葉を広げてくれるため、初心者の方でも失敗が少ない頼もしい存在です。
※参考価格:600円~1500円前後(4号ポット苗)
3. 年金エイジの暮らしを豊かにする「楽ちんガーデニングのヒント」とは?
ガーデニングを始めるのに、最初から高価な道具を揃える必要はありません。ジョウロやスコップなどは100円ショップのものを活用しても十分楽しめます。
そして、シニア世代にとってなによりも大切なのは「体の負担を減らしながら楽しむこと」です。最近は、持ち運びが楽な「軽量タイプの培養土」や、軽い布製のプランターも普及しています。
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また、フラワースタンドなどを使って「かがまずに作業できる高さ」に鉢を置くことで、腰をいたわりながら安全に楽しみましょう。無理のない範囲で、心地よく続けることが、ガーデニングを長く楽しむコツです。
4. 【コラム】「2027年国際園芸博覧会」横浜での開幕まであと1年!《前売りチケット情報》
2027年国際園芸博覧会 公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」7/8
ガーデニング好きのみなさんが今から待ち遠しいのが、2027年に開催される「横浜国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」です。
世界中の植物や最新の庭造りが集まるこの博覧会、来年の今頃は横浜の街中がさらにワクワクした熱気に包まれているはず。
開催1年前となる2026年3月19日(木)から、入場チケットの前売り販売が開始されることもアナウンスされました。
前売りチケットには、通常よりお得な「早割価格の1日券」のほか、シーズンを通して何度も足を運べる「通期パス」や「夏パス」なども用意されています。公式チケットサイトだけでなく、旅行代理店や各プレイガイドでも購入可能となる予定です。
「どの花を見に行こう?」「あの展示を庭造りの参考にしよう」と、今から想像が膨らみますね。未来の美しい景色に思いを馳せながら、春のガーデニングシーズン本番を楽しく迎えましょう。
4.1 【開催概要】
- 開催期間:2027年3月19日(金)~9月26日(日)
- 開催場所:神奈川県横浜市(旧上瀬谷通信施設跡地)
- テーマ:幸せを創る明日の風景
4.2 入場チケット料金(大人・満18歳以上)
入場チケット8/8
※中人(満12~17歳)、小人(満4~11歳)の料金は別設定です。※3歳以下の方は無料となります。(チケット無しで入場できます。)
- 前売りチケット:1日券(早割価格)(会期中いつでも1人1回入場可):4900円 ※販売期間2026年3月19日~2027年3月18日
- 前売り・会期中販売チケット:特別割引券(会期中いつでも1人1回入場可):2800円
- 前売り・会期中販売チケット:通期パス(会期中いつでも何度でも入場可):2万8000円
- 前売り・会期中:夏パス(7/1~8/31 何度も入場可):1万2000円
- 会期中販売チケット:1日券(通常価格)(会期中いつでも1回入場可):5500円
- 会期中販売チケット:夜間券(会期中いつでも17時以降1回入場可):3500円
ご注意点
- 価格は全て日本円・税込みです。(紙チケットを購入する場合は、別途100円(税込み)が上乗せとなる予定です。
- 年齢は2027年4月1日現在の満年齢です。ただし、3月中の入場については、2026年4月1日現在の満年齢を適用します。
- 特別割引券は、障がい者手帳等をお持ちの方、および同伴1名が購入可能で、会期中いつでも1人1回入場可
参考資料
LIMOガーデニング部