パナソニックが年初来安値を更新! 日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2019年6月13日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、売買代金は6日連続で2兆円を割り込む

2019年6月13日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,032円(▲97円、▲0.5%) 続落
  • TOPIX 1,541.5(▲12.7、▲0.8%) 続落
  • 東証マザーズ株価指数 894.2(▲7.7、▲0.9%) 5日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:394、値下がり銘柄数:1,673、変わらず:74
  • 値上がり業種数:1、値下がり業種数:32
  • 年初来高値更新銘柄数:27、年初来安値更新銘柄数:36

東証1部の出来高は11億7,485万株、売買代金は1兆9,028億円(概算)となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は横ばい(微減)となっています。米中貿易交渉を含め、特段目立った材料に乏しい中で投資家の様子見スタンスが継続となりました。売買代金は6日連続で2兆円を割り込む厳しい薄商いとなっています。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏での推移となりました。寄り付きから安く展開し、前場の終盤には一時▲197円安まで下落し、21,000円を割り込む場面が見られました。しかし、そこから下押しすることはなく徐々に切り返し、終値はかろうじて21,000円台を維持して引けています。続落とはなりましたが、下値の底堅さが目立った値動きと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となりましたが、下落率は日経平均株価より大きくなりました。これは、中小型株を含め全般的に売りが優勢だったことを示唆しています。

東証マザーズ株価指数は5日ぶり反落、売買代金は8日ぶりに1,000億円超え

東証マザーズの出来高は4,737万株、売買代金1,001億円となりました。出来高は前日より減りましたが、売買代金は小幅増加でした。出来高が5,000万株を下回るなど、個人投資家の物色意欲はまだ本格回復には至っていませんが、売買代金は8日ぶりに1,000億円を上回りました。

一方で、株価指数は下落し、終値で再び900ポイントを割り込んでいます。今後は個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

トヨタ自動車の8連騰ならず、逆行高のNECは連日の年初来高値更新

個別銘柄では、ハイテク株に大幅安が目立ち、東京エレクトロン(8035)とアドバンテスト(6857)が急落し、パナソニック(6752)は年初来安値を更新しました。

また、ホンダ(7267)、マツダ(7261)、日産自動車(7201)など自動車株が全面的に安く推移し、トヨタ自動車(7203)も8日ぶりの反落で引けています。

その他では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や野村ホールディングス(8604)など金融株が軒並み下落し、任天堂(7974)やキーエンス(6861)などの値嵩株も大幅下落になったことが目を引きました。

一方、ファーストリテイリング(9983)が小幅続伸となり、ソフトバンクグループ(9984)も小反発となりました。また、KDDI(9433)、楽天(4755)、NTTドコモ(9437)などの通信株が堅調に推移しています。

その他では、日本ハム(2282)が4日連続の年初来高値更新となり、ハイテク株ではNEC(6701)が連日の高値更新になる逆行高となったことが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、CYBERDYNE(7779)が下落し、ミクシィ(2121)も大きく値を下げました。また、メルカリ(4385)も4日連続日ぶりの反落で引けています。一方、前日に大幅安となったシルバーライフ(9262)は急反発となりました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。