2. 富裕層ほど「預金以外」に資産あり?年収1200万円超「資産の半分」が投資商品
J-FLEC(金融経済教育推進機構)が公表した2人以上世帯の金融資産の内訳をみると、年収によって資産の持ち方に大きな違いがあることが分かります。
2.1 日本の金融資産は「預貯金中心」
まず、全体平均を見ると金融資産の平均保有額は約1940万円となっています。その内訳は次の通りです。
- 預貯金:745万円
- 金銭信託:21万円
- 生命保険:217万円
- 損害保険:41万円
- 個人年金保険:106万円
- 債券:78万円
- 株式:433万円
- 投資信託:216万円
- 財形貯蓄:34万円
- その他金融商品:47万円
このように、日本の家計では預貯金の割合が最も大きい一方で、株式や投資信託などの投資商品も一定の割合を占めていることが分かります。
2.2 収入が増えるほど「投資割合」が高くなる
しかし、この傾向は年収別で見ると大きく変わります。特に注目すべきなのが、株式や投資信託などのリスク資産の割合です。
《年収別》投資資産の割合
- 収入なし 約30.4%
- 300万円未満 約35.7%
- 300〜500万円 約31.9%
- 500〜750万円 約34.9%
- 750〜1000万円 約33.3%
- 1000〜1200万円 約35.0%
- 1200万円以上 50.0%
特に年収1200万円以上の世帯では、金融資産の半分が投資商品となっています。
つまり、「所得が高い世帯ほど預金だけに頼らず、株式や投資信託を積極的に活用している」という傾向が見て取れます。
