1.2 貯蓄の基本!お金の「色分け」ができていないとどうなる?

預金通帳を見て悩む女性1/4

預金通帳と女性

出所:mapo_japan/shutterstock.com

貯蓄が苦手な方は、一つの預金口座で「生活費」「貯蓄用のお金」「万が一の備え」などをまとめて管理しているケースが多く見られます。

この方法では、口座の残高を見たときに「まだこれだけ使える」と錯覚しやすく、本来は手を付けてはいけないはずのお金まで使ってしまうことになりかねません。

【改善の鍵】

お金の置き場所を、目的別に「使う(生活費)」「貯める(将来のため)」「増やす(投資)」の3つの口座へ物理的に分けて管理することをおすすめします。

最近では、一つの銀行アプリ内で目的ごとにお金を仕分けできるサービスを提供している金融機関も増えています。

給料が振り込まれたら、まずそれぞれの口座へ資金を移動させる「お金の色分け」を習慣にしてみましょう。

1.3 挫折しやすい目標設定?「金額」だけを追う貯蓄の危険性

「とにかく100万円を貯める」といった目標設定は、途中で挫折しやすい典型的なパターンです。目的がはっきりしていないと、仕事などで少しストレスを感じた際に「自分へのご褒美」を理由に、せっかく貯めたお金を取り崩してしまいがちです。

【改善の鍵】

「3年後に迎える車検の費用として」「10年後に必要となる子どもの教育資金として」など、「いつまでに・何のために・いくら必要なのか」を具体的にイメージすることが成功の秘訣です。

1.4 「一発逆転」は遠回り?堅実な資産形成から目をそむけていないか

「すぐに稼げる」「簡単に儲かる」といった言葉への警戒心が薄い人も、お金が貯まりにくい傾向があります。

SNS上では「手軽に〇万円稼いだ」といった投稿を目にすることもありますが、それらがすべて安全で信頼できる情報とは限りません。

また、一発逆転や一攫千金を狙う姿勢は、「自らの力で資産を築いていく」という感覚を損なわせてしまう恐れもあります。

【改善の鍵】

資産形成に近道はありません。複利の効果を活かしたインデックス投資や、着実なキャリアアップによる収入増など、「時間を味方につけて価値を積み上げていくもの」に目を向けることが大切です。