第一三共が3日連続の年初来高値更新! 日経平均株価は反発

【東京株式市場】 2019年6月7日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反発、模様眺めムードで連日の2兆円割れ

2019年6月7日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,884円(+110円、+0.5%) 反発
  • TOPIX 1,532.3(+7.4、+0.5%) 反発
  • 東証マザーズ株価指数 884.3(+4.9、+0.6%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,499、値下がり銘柄数:560、変わらず:82
  • 値上がり業種数:25、値下がり業種数:8
  • 年初来高値更新銘柄数:44、年初来安値更新銘柄数:20

東証1部の出来高は10億595万株、売買代金は1兆6,359億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米中貿易交渉やメキシコへの関税問題などが進展しない中、様子見スタンスがいっそう強まりました。

売買代金は連日で2兆円を割り込み、今年最低を記録した5月27日(1兆4,713億円)に迫る厳しい低水準となっています。

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そのような中、日経平均株価は米国株式市場の上昇を好感する形で、終日プラス圏で推移しました。特に、後場に入ってからは高値をうかがう展開となり、大引け直前には一時+133円高まで上昇する場面も見られました。最後はやや失速しましたが、それでも3桁の上昇となる反発で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反発となりました。

東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は4日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,357万株、売買代金826億円となりました。出来高は前日比で微増、売買代金は小幅減少となっています。個人投資家の物色意欲が一服した結果、売買代金は4日連続で1,000億円を大きく下回っています。

一方、一部の主力銘柄が買い戻された結果、株価指数は反発となりました。再び900ポイント回復が迫ってきましたが、今後は個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

アドバンテストや東京エレクトロンが買い戻される、ソフトバンクGは小反落

個別銘柄では、半導体関連を中心にハイテク株が総じて買い戻され、東京エレクトロン(8035)、TDK(6762)、ルネサスエレクトロニクス(6723)などが大幅高となり、アドバンテスト(6857)は+5%超高の急騰となりました。さらに、ソニー(6758)やシャープ(6753)なども大きく値を上げて引けました。

また、医薬品株の一角にも買い戻しが入り、第一三共(4568)は3日連続の年初来高値更新となっています。その他では、任天堂(7974)、日立建機(6305)、ダイキン工業(6367)などの上昇が目を引きましたが、全体的に目立った上昇は少なかったようです。

一方、小売株に安く推移する銘柄が目立ち、ローソン(2651)、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)、良品計画(7453)などが値を下げました。

また、ソフトバンクグループ(9984)がわずかに反落し、中部電力(9502)など電力株も冴えない値動きに終始したようです。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が大幅続落となり、終値で公開価格(3,000円)を大きく下回ったままとなりました。一方、手間いらず(2477)が急騰して年初来高値を更新し、ウォンテッドリー(3991)も急伸しています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。