ファーストリテイリングが逆行安! 日経平均株価は6日ぶり反発

【東京株式市場】 2019年6月5日

株式市場の振り返り-日経平均株価は6日ぶり大幅反発、一時20,800円回復も上値重く

2019年6月5日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,776円(+367円、+1.8%) 6日ぶり大幅反発
  • TOPIX 1,530.0(+30.9、+2.1%) 大幅続伸
  • 東証マザーズ株価指数 893.5(+21.1、+2.4%) 6日ぶり大幅反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,988、値下がり銘柄数:126、変わらず:27
  • 値上がり業種数:33、値下がり業種数:0
  • 年初来高値更新銘柄数:32、年初来安値更新銘柄数:13

東証1部の出来高は12億8,095万株、売買代金は2兆2,402億円(概算)となり、いずれも前日並み(微増)でした。米中貿易交渉やメキシコへの関税発表などが進展しない中、米国株の急騰を受けて、とりあえずリスクオンモードが優勢となりました。ただ、依然として様子見スタンスも強く、売買代金は低調な商いで終わっています。

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そのような中、日経平均株価は米国株の急騰を好感する形で、終日大幅プラス圏で推移しました。ただ、前引けで+392円高(20,800円台を回復)まで上昇した後は上値が重くなり、膠着状態のまま引けています。それでも、久々の大幅上昇となる6日ぶりの反発でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで続伸となりました。また、上昇率は日経平均株価を上回っており、幅広く買いが優勢だったことを示唆していると言えましょう。

東証マザーズ株価指数は6日ぶり大幅反発、売買代金は連日で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,217万株、売買代金853億円となりました。出来高は前日より減りましたが、売買代金は横ばいでした。個人投資家の物色意欲が一服した結果、売買代金は連日で1,000億円を大きく下回っています。

ただ、新興市場にも見直し買いが入ったことで、株価指数は大幅高となる6日ぶりの反発で引けました。依然として900ポイント割れですが、今後は個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

ソフトバンクGが6日ぶり大幅反発、5月の国内販売不振のファーストリテイリングは逆行安

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が大幅高で6日ぶりの反発となり、ファナック(6954)や東京エレクトロン(8035)など株価指数寄与度の高い値嵩株も上昇しました。

また、株価下落基調が続いていた主力株も反発し、ソニー(6758)、NEC(6702)、ホンダ(7267)、マツダ(7261)、トヨタ自動車(7203)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)、良品計画(7453)などが急反発となっています。

その他では、医薬品株にも見直し買いが入り、第一三共(4568)は年初来高値を更新しました。

一方、数少ない値下がり銘柄では、5月の国内売上が不振だったファーストリテイリング(9983)が値を下げて逆行安となり、花王(4552)やSUBARU(7270)も逆行安で引けました。

また、キリンホールディングス(2503)や楽天(4755)も冴えない値動きとなっています。

新興市場(東証マザーズ)では、前日に急落したメルカリ(4385)が大幅反発し、終値で公開価格(3,000円)を回復しました。また、そーせいグループ(4565)やサンバイオ(4592)も続伸となっています。

一方、串カツ田中ホールディングス(3547)が大幅安となり、シェアリングテクノロジー(3989)は年初来安値更新となりました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。