家事や育児に追われている日々を過ごしていると、自分のために使える時間が確保しにくくなってしまいますよね。1日があっという間に終わり、ふと「私だって女性なのに…」と思うことはありませんか?

たまには自分の服をゆっくり選びたい。思いっきりオシャレを楽しみたい…。このように女性らしさを求めるのは、決して悪いことではありません。自分を見失ってしまう前に、育児や家事をしながらでも「ひとりの女性でいる」ためのヒントをお伝えします。

好きな自分の姿をイメージしよう

今の自分を振り返って、「なにも不満がない」「やりがいのある生活で満足だ」と言い切ることができますか?「少し虚しさがある」「寂しく感じる瞬間がある」という方は、「どんな自分が好きか」を考えてみましょう。

小さい頃に公園を走り回っていた私、青春を謳歌していた私、バリバリ働いていた私…。頭の中で思い浮かんだ自分の姿は、どれも間違いなく「あなた」という存在です。まずはその気持ちを大切にして、「こんな自分が好き」と胸を張ってみましょう。

自分の時間を用意しよう

自分の理想の姿がイメージできたら、その姿に近づけるような時間を用意してあげましょう。ゆっくりとお風呂に入る、念入りにスキンケアをする、読書を楽しむなど、どんな内容でも大丈夫です。

大切なのは、「妻だから自分の時間は持たないべき」「母親が女である必要性はない」と決めつけないこと。女性であるあなたを尊重して、「女でありたい」という気持ちをくみ取ってあげましょう。

なにより、自分の時間を過ごすことは「ストレス解消」や「夫婦げんかの防止」にも繋がります。「夫や子どものためにここまでしているのに」「子どものせいで私は我慢してばかりだ」といった不満も溜まりにくくなるでしょう。人のためにばかり動いていると、無意識のうちに見返りを求めすぎてしまうのです。

まだやりたいことが見つからない方は、「何をしようかな」と考えることから始めてみては。「自分だけの時間を過ごしている」と実感すれば、自分のあり方が見えてくるはず。「女性である自分」を感じながら、自分を大切にしてあげましょう。

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