育児の孤独とツイッターのママアカ。「3度目の夜勤」とつぶやくだけで心が救われた

子育ては「“孤”育て」と表現されるほど、とにかく孤独との戦い。夫が仕事で忙しかったり実家が遠方だったりしてワンオペ育児を担うお母さんにとって、この孤独を打ち破ることは大きなハードルになります。

里帰り出産をせず、激務の夫や遠方にある実家からのサポートをあまり受けられなかった筆者も、産後すぐにこの孤独との戦いが始まりました。そんな時に心強い存在となったのがツイッターの“ママアカウント”でした。

「自分だけじゃない!」という小さな実感がもたらす大きな希望

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”ママアカウント“(ママアカ)とは、妊娠や出産、育児生活にまつわることをつぶやいたり情報収集したりするために作る匿名のアカウント。筆者は妊娠が判明した時に、妊娠経過の不安や体の変化の記録のためにママアカを作りました。そして、近い時期に出産を予定している人やプロフィール欄に書かれている境遇が似ている人を数十人フォロー。

最初にママアカに助けられたのは、昼夜関係なく2~3時間おきの授乳が必要だった生後1か月に満たない時期。夜中3時に授乳をしていた時に、ふと強烈な孤独感と閉塞感が筆者を襲いました。

この時、筆者は授乳をしながら、「今、この時間に起きてこんな気持ちになっているのは自分だけなのだろう」と過度なほどネガティブな思考になっていたのです。そんな時、ツイッターのママアカで「夜中3時、すでに3度目の夜勤。眠すぎて夢か現実かわからなくなってきた」と、思わずおもしろくもなんともない内容を投稿。

すると、フォロワーさんから「うちも今授乳中です! 眠いですよね。一緒に夜勤、頑張りましょう~」と返信が。そしてタイムラインを覗くと、まさに今、筆者と同じように授乳をしていたり寝かしつけに苦労していたりする人たちの「子どもがギャン泣きで全然寝ないよ~」「毎日寝不足でしんどい…」といったつぶやきが溢れていました。

なんてことはない、ただ眠さや子どもの様子を皆が発信しているだけです。しかし、こうした投稿を見たり返信をもらったりするだけで「今、頑張っているのは自分だけじゃないんだ」という実感が得られ、孤独感がスーッと消えていくのがわかりました。

子育て中の人が必ず直面する問題の解決策や有益な情報をゲットできる場合も

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秋山 悠紀

早稲田大学文化構想学部出身。女子高でサッカー部、フリーター、演劇活動、編集プロダクションなどを経て独立。
子育てへの不安から1年半の保育園勤務の後、第一子を出産。
現在、長男を育てながら女性の生き方、子育て、ジェンダー、社会、旅、ドラマ、映画について執筆中。