「新人は仕方ないけど取り扱ってるタバコぐらい番号じゃなくて銘柄でも略称でも覚えてるぞ…」
「銘柄に関しては覚えられるよ。てかコンビニとかタバコの銘柄ぐらいしか覚えることなくね?」
など、「タバコの銘柄を覚えるくらいそこまで難しくない」と考える人もいるようです。
「システムが悪い」とする声も
また、上記で挙げた意見のほかに「銘柄で注文してしまう理由」として、
「目が見えにくくなってくる年齢層によく出るタバコの銘柄は覚えるべきだと思う」
「店によって番号がバラバラなのでこっちも探すの大変な」
「コンビニのタバコほんと番号が見えないのよ、だからもっと前に出すか客が直接手に取れるようにするべき、システムが悪いから揉め事になる」
など、そもそもシステム的な問題を指摘する声もあります。たしかに、陳列棚に表示されている番号は小さいことが多く、レジの向こう側にいるお客が自分の銘柄を見つけ、その番号を見ることにはハードルがありますね。
外国人・学生バイトも思いやるべきでは?
最近のコンビニバイトの担い手は学生や外国の方であることも多くあります。そういったことから、
「バイト始めたばっかはやっぱ無理」
「タバコと縁のない学生や非喫煙者の店員がほとんどだし」
「学生さんや外国人には番号が親切」
と働く人の属性を考えると、番号で言うほうが効率的で親切、とする意見も見受けられます。また、特に都市圏では非日本人店員が多数派の店舗も多く、
「かなり片言の日本語で接客してる外国人の店員さんとかまだ日本に来てそんなに経ってないだろうになあとか思うし本当に尊敬する」
「外国人の方は確かに大変ですね。何にしてもお客さんのコンビニ店員への求めるものが高過ぎるのは困りもの」
「異国でのアルバイトって文化も違うし言葉も教科書に載っているものばかりでないし大変だと思います」
と、その境遇を気遣う声も見受けられます。ちなみに、母語が日本語ではない店員に対しては、「番号よりも空き箱を見せる」といった手段のほうがよい場合もあるようです。
多少なりとも歩み寄る努力を
「銘柄か、番号か」といった点に関しては、昨今のコンビニ店員には非喫煙者や外国人店員が多い、といった状況から番号での指示のほうがスムーズかもしれません。また、同じ銘柄でもシリーズの違いなどもあることから、そちらのほうが間違いも少なくて済むでしょう。
「番号が見えにくい」といった点は、コンビニ各社が販売システムを見直すなどの対応を見せてほしいところです。とはいえ、すぐにはシステムが改善されるとはならないでしょうし、せめて行きつけのコンビニでは、「自分の銘柄が何番なのか」を把握しておいたほうが無難といえます。
「お客様は神様」という時代は終わりました。タバコに限らず、トラブルなく気持ちの良い買い物にするためには、お客側も多少なりとも歩み寄る努力をしたほうがいいのではないでしょうか。
クロスメディア・パブリッシング