4. 業績:2年ぶり増益を予想 本決算の注目点は新しい経営計画

最後に業績に見通しを確認しましょう。

イオンは2026年2月期に増収増益を計画しています。売上高に相当する営業収益は前期比5.6%増、営業利益は同15.7%増の予想です。前期は減益だったため、予想どおりなら増益は2年ぶりです。

イオンの業績(2016年2月期~2026年2月期)4/5

イオンの業績(2016年2月期~2026年2月期)

出所:イオン株式会社「決算短信」より著者作成

 2026年2月期は第3四半期(3月~11月)まで決算を公表しています。営業収益は前年同期比3.7%増、営業利益は同23.1%増となりました。

月次で見ると、売り上げは専門店を除きおおむね前年を上回って推移しています。未公表の第4四半期(12月~翌2月)は12月に落ち込んだものの、おおむね前年並みは維持しました。また、1月は反発しています。

イオンの既存店月次売上高(前年同期比、2026年2月期)5/5

イオンの既存店月次売上高(前年同期比、2026年2月期)

出所:イオン株式会社「1月度 主な連結各社の月次売上高前期比伸び率一覧(更新)より著者作成

 残る2月分の月次売上高は3月10日ごろに公表の予定です。また、4月には2026年2月期の本決算を控えます。

なお、2026年2月期は5年間の中期経営計画の最終年度であり、本決算では次の中期経営計画の発表が予想されます。計画が踏み込んだ内容なら、株価にはプラスに働きそうです。

参考資料

若山 卓也