「パニック障害であることを周りに言う?言わない?」

これはどちらが良いということではないかと思いますが、しらたまママさんは今のところ身内以外には「言わない」でいるとのこと。その理由は、「元々とても気を遣う性格なので、病気のことで人に気を遣わせたり、迷惑をかけることがすごく嫌だから。」

また、パニック障害という病名が近年少しずつ世の中に広まってきたとはいえ、まだ誤解を招いたり、時には偏見を持たれたりすることも悲しいことになくはないのが実状といえるのでしょう。

「なるべく普通の人と同じように生活をしたい、偏見を持たれたくない、気を遣われたくないという気持ちが大きいためか、病気のことを周りに言わないでいます。」というしらたまママさん。

そのため、普段の生活の中でも周りの方に病気と気づかれないよう工夫して生活しているそうですが、本当は病気のことを伏せずに周りに告白して、無理せずに行動するのが一番なのでは、と悩むことも。

「パニック障害」という病気について今以上に正しい知識が広まり、偏見がなくなればと強く願っている、と語ってくれた、しらたまママさんのパニック障害のリアルな生活や思いを、今後もお届けしていきます。

ご注意:本記事はパニック障害と診断された方の体験記であり、パニック障害の症状等を医学的に説明するものではないことをご理解頂けますと幸いです。

【マンガ記事】しらたまママのパニック奮闘記

パニック障害歴20年のベテランで新米ママのしらたまママさんは、パニック障害という病気を抱えながら、出産を経験し、今も育児の真っ最中。病気によって起こる辛いことも、それを乗り越えて楽しく生きようとすることも、全部含めた、しらたまママさんのパニック障害のリアルをお届けしていきます。

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