義家族と距離を置くケースとは反対に、孫の世話を頻繁にお願いするほど関わりのある方もいるでしょう。しかし、その回数が多すぎると「孫疲れ」が発生してしまうことも。孫は可愛いものですが、何度も預かっているうちに疲労が溜まってしまいます。

内閣府の「平成27年度 高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果」によると、「孫といつも一緒にいるのがいい」と答えた割合は27.1%でした。海外と比較すると、スウェーデン3.7%、アメリカ9.0%、ドイツ14.2%と、他国より高いことが分かります。

その一方で「いつも一緒にいるのがいい」と回答した割合は、38年前の59.4%から半減しています。過去に比べ、「一定の距離が必要」と考えているシニア層が増えているのでしょう。孫疲れを防ぐためにも、子どもの面倒を見てもらう頻度は控え、義家族の負担を考慮しておきましょう。

まとめ

普段別々に暮らしている人にとって、実家への帰省は家族の状況を確認するチャンスがたくさんあります。親が言いにくい内容なら、焦らずに言いだしやすい状況を作ってみてください。たとえ遠くに離れていても、自分にできることが見つかるかもしれませんよ。

LIMO編集部