子どもが生まれて公園や幼稚園、保育園に行き始めると同じくママの知り合い「ママ友」が増えます。ドラマやマンガなどのメディアでママ友トラブルや怖いママ友の話を見て、不安に思っている方もいるのではないでしょうか?しかし本当にママ友って怖い存在なのか、実際の声を集めてみました。

そもそもママ友ってどんな存在なの?

ママ友とは「子どもを通じて知り合ったママ同士が友達になった」存在です。それまでの友人とは違う点が、間に子どもが挟まれていること。ママ友という言葉は2000年代前半から社会に少しずつ浸透していき、2001年から2002年ごろには相談サイトに「ママ友との付き合い方」に関しての悩み相談が出始めました。

ママ友と聞くとネガティブなイメージを持っている方も少なくありません。ドラマやマンガでママ友トラブルが描かれたこともあり、「お付き合いがなにかと大変」「なんだか怖い」と感じている方も多いでしょう。しかしそれは本当なのでしょうか?メディアに作られた怖いイメージに振り回されているだけではないのでしょうか?

実際のママの声を聞いてみると

「子どものことを相談するのは同じ年代の子どもを持つママがいい。独身の友人には相談しにくいし、安心感があります」

「二人目を出産する直前で私の母が入院してしまい、上の子の保育園のお迎えに困ってしまいました。すると近所のママ友が自分の子と一緒に迎えに行って、私の病室まで毎日送り届けてくれました。本当に助かりました」

「自分の実家も夫も実家も遠いママ同士、体調が悪い時など助け合うことにしています。私が熱を出してしまった時は子どもと食べられるものを差し入れてくれました。もちろん私も相手の通院の時に子どもを預かるなどしています」

「夫は仕事で帰りが遅く、子どもは可愛いけれど話し相手にはならない。児童館でママ友とおしゃべりしていなかったら、孤独で育児ノイローゼになっていたかもしれません」

ママ友は決して怖いだけの存在ではなく、一緒にいて楽しかったり、助け合ったりできる存在でもあるという意見が多く聞かれました。特に実家が遠く、知り合いが少ない場所で子育てを始めた女性は孤独になりがちです。子どもを通じてできるママ友とおしゃべりすることでストレス解消になり、子育て情報を得ることもできます。

ママ友トラブルは確かにあるけれど他の人間関係も同じ