新NISAの普及で投資信託が身近になりましたが、運用に慣れてくると「もっと柔軟に売買したい」「相場の動きに応じて投資したい」と感じる場面も出てくるでしょう。
そんなときに有力な選択肢となるのが「ETF(上場投資信託)」です。ETFを使いこなせるようになると、資産運用の幅はぐっと広がります。
本記事では、ファンドアナリストの篠田尚子さんが金融経済YouTubeチャンネル「ミライド」で解説した内容をもとに、ETFならではの強みが発揮される「3つの場面」について詳しく解説します。
1. 投資スタイルで使い分ける「投資信託」と「ETF」
具体的な活用場面に入る前に、まずは「投資信託」と「ETF」の基本的な特徴を整理します。
・ 投資信託: 「長期・分散・積立」に適した商品。コツコツ積み立てたい人に向いている。
・ETF: リアルタイムで取引できる「機動力」が強み。まとまった資金の「一括投資」や、価格を指定する「指値注文」に適している。
こうした投資信託とは異なる「ETFならではの特徴」は、具体的にどのような場面で活きてくるのでしょうか。篠田さんは次の3つのポイントを挙げます。
2. 活用シーン1.相場が大きく動いて「今すぐ買いたい」とき
1つ目のシーンは、「相場が大きく動いたとき」です。
例えば、日経平均株価が前場で大きく値下がりした場合、ETFならその時点の価格ですぐに購入できます。
一方、投資信託の価格(基準価額)は、その日の取引終了後に算出されるため、日中の値動きを見ながら売買のタイミングを調整することはできません。つまり、前場で相場が下がって「今が安い」と感じても、後場にかけて価格が上昇すれば、結果的に値上がり後の価格で購入することになります。
篠田さんは、「相場変動が激しい時に、一日の終わり(終値)を待たずに自分のタイミングで売買できる機動力がETFの大きな強み」と解説します。
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