3. 「年金振込通知書」のどこの項目を確認すれば実際の年金支給額が分かる?

年金振込通知書が届いたら、まず確認しておきたいのが「年金支払額」と「控除後振込額」です。

年金振込通知書3/3

年金振込通知書

出所:日本年金機構「年金振込通知書」

「年金支払額」は、公的年金として支給される総額を示しており、税金や社会保険料が差し引かれる前の金額となります。

これに対し、「控除後振込額」は、税金や社会保険料を差し引いた後に実際に振り込まれる金額で、いわゆる年金の手取り額です。

また、年金からは所得税や介護保険料などの税金・社会保険料が差し引かれており、年金振込通知書にはそれぞれの控除額も記載されているため、あわせて内容を確認しておくとよいでしょう。

3.1 「年金振込通知書」はいつ送付される?

年金振込通知書は、年金を金融機関などの口座振込で受け取っている人に対し、毎年6月に送付されます。

「2026年度の改定内容なのに、なぜ6月に届くのか」と疑問に感じる人もいるかもしれません。

年金は、2月・4月・6月・8月・10月・12月といった偶数月の15日に、前月分と前々月分をまとめて支給する仕組みとなっています。

このため、年金額の改定は4月の支給分(2月分・3月分)ではなく、6月の支給分(4月分・5月分)から反映されます。

年金振込通知書には、6月分から翌年4月分までの年金について、2か月ごとの支給額が一覧で記載されています。

つまり、新しい年金額が適用されるのは2026年6月の支給分(2026年度の4月分・5月分)からとなるため、そのタイミングに合わせて年金振込通知書が送付される仕組みです。

通知書が届いたら、改定後の金額が反映されているかを確認しておきましょう。