1. 2026年度の障害基礎年金は増額へ。1級は月額8万8260円に
障害年金は、加入していた公的年金制度に応じて「障害基礎年金」と「障害厚生年金」に分かれており、2階建ての構造をしています。
まずは、2026年4月分から適用される改定後の金額を見ていきましょう。
厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」によると、障害基礎年金の月額は、2級が7万608円、1級は2級の1.25倍である8万8260円です。
これに加えて、子の加算が適用される場合もあります。
障害厚生年金は、この障害基礎年金に上乗せされる2階部分に相当します。
そのため、障害等級が1級または2級に該当する方は、障害基礎年金と障害厚生年金の両方を受け取れる点が大きな特徴です。
「1級は2級の1.25倍」という金額の考え方は、障害厚生年金の報酬比例部分にも適用されます。
さらに、配偶者がいる場合には加給年金が加算されることもあります。
1級と2級は基礎年金と厚生年金の両方から支給されますが、障害厚生年金には制度独自の3級が設けられています。
これにより、症状の程度や過去の保険料納付実績に応じた、より手厚い保障が実現されています。

