4. まとめにかえて

2026年度の遺族年金改定は、物価高に苦しむ受給者にとって一定の支えとなるプラスの改定となりました。特に遺族基礎年金が月額1300円増額される点は、生活設計においても嬉しい変化です。

さらに2028年度からは、男女間の不公平をなくすための新しい仕組みが導入されることも決まっています。今回の改正は将来の受給者に向けたものですが、今のうちから制度の行方を知っておくことは大きな安心につながります。なお、遺族年金は再婚や事実婚(共生関係)により受給権が消滅するという基本原則は、今回の改正後も変わりません。正しい知識を持って、変化する社会保障制度に柔軟に対応していきましょう。

参考資料

村岸 理美