4. まとめにかえて
今回は、65歳以上の単身無職世帯における家計のリアルな収支と、最新の年金改定内容について解説しました。
データが示す通り、65歳以上の老齢年金シニア世代のうち、標準的な単身世帯の場合「ひと月約3万円(2万9980円)」の不足を貯蓄の取り崩しなどで補うのが現状です。不測の事態に備え、貯蓄をしっかり準備しておくことが大切ですね。
また、それと同じくらい、額面だけでなく税金・社会保険料が引かれた「手取り額」で家計を回す視点も欠かせません。物価高が続く今だからこそ、早い段階からの堅実な備えが将来の安心に直結します。
新緑の季節を迎え、生活のペースも落ち着くこの時期。まずは毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」などでご自身の年金見込額を把握し、未来の暮らしに向けた資金計画をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 帝国データバンク「カレーライス物価指数(2026年基準改定)」調査―2026年2月」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 厚生労働省「社会保険の加入対象の拡大について」
- 日本年金機構「在職老齢年金の計算方法」
- 総務省統計局「家計調査 家計収支編(2024年)第3-2表」
マネー編集部貯蓄班