3. まとめ:単身世帯は早めの資産形成と家計管理が重要
年代別に見ると、おひとりさまの貯蓄額は年齢とともに増加する傾向がある一方で、中央値はどの年代でも低水準にとどまっている点が印象的です。
平均値を押し上げているのは一部の高額資産層であり、実際には「貯蓄がほとんどない」「金融資産をまったく持たない」人が各年代で3人に1人前後存在しています。
また、貯蓄の有無を分けている要因としては、収入の安定性だけでなく、資産形成を始めた時期や家計管理の習慣、金融リテラシーの違いが大きいことも見えてきました。
特に、早い段階から少額でも積み立てを続けてきた人ほど、時間を味方につけて資産を形成できている傾向があります。
貯蓄額は他人と単純に比較できるものではありませんが、自身の立ち位置を知ることで、将来に向けた備えを考えるヒントになります。
今の貯蓄状況を把握したうえで、無理のない範囲から家計の見直しや資産形成を意識していきましょう。
参考資料
加藤 聖人
著者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険募集人。証券会社で約8年間、株式や投資信託、生命保険等の販売に携わる。退職後はフリーライター兼個人投資家として活動。金融ジャンルの記事を中心に執筆しつつ、日々のマーケット動向も注視している。
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
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CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)