2026年がスタートし、早くも2月を迎えました。
なかには、将来を見据えた「お金に関する目標」を立てている方もいるのではないでしょうか。
少子高齢化や、社会保険料の負担増が進む傾向にある現代において、現役時代から計画的に老後資金を準備することの重要性が増しています。
今回は、最新の統計データにもとづき「60歳代と70歳代の平均貯蓄額」を世帯構成別にご紹介します。
あわせて、老後の生活の基盤となる公的年金の平均受給月額もご紹介しますので、貯蓄計画を考えるきっかけにしていただければ幸いです。
1. 60歳代・70歳代「おひとりさま世帯」の平均貯蓄額は?最新データを解説
はじめに、金融経済教育推進機構が2025年12月18日に公表した「2025年家計の金融行動に関する世論調査」を基に、単身世帯のシニア層が保有する金融資産の平均額と中央値、そして金額別の分布を見ていきましょう。
1.1 60歳代・単身世帯の貯蓄事情
- 金融資産非保有:30.4%
- 100万円未満:9.1%
- 100~200万円未満:4.3%
- 200~300万円未満:2.4%
- 300~400万円未満:4.5%
- 400~500万円未満:3.1%
- 500~700万円未満:6.0%
- 700~1000万円未満:4.8%
- 1000~1500万円未満:8.1%
- 1500~2000万円未満:4.1%
- 2000~3000万円未満:5.5%
- 3000万円以上:15.6%
- 無回答:2.2%
- 平均:1364万円
- 中央値:300万円
60歳代単身世帯の金融資産保有額は、平均値が1364万円、中央値は300万円でした。
平均値と中央値の間に1000万円以上の大きな差があることから、一部の富裕層が平均値を引き上げている構造がうかがえます。
分布を見ると、貯蓄額は幅広い層に分かれていることがわかります。
1.2 70歳代・単身世帯の貯蓄事情
- 金融資産非保有:20.4%
- 100万円未満:7.1%
- 100~200万円未満:8.1%
- 200~300万円未満:4.2%
- 300~400万円未満:3.7%
- 400~500万円未満:3.5%
- 500~700万円未満:6.9%
- 700~1000万円未満:6.4%
- 1000~1500万円未満:7.3%
- 1500~2000万円未満:5.8%
- 2000~3000万円未満:7.9%
- 3000万円以上:17.5%
- 無回答:1.2%
- 平均:1489万円
- 中央値:500万円
70歳代の単身世帯では、平均貯蓄額が約1500万円、中央値は500万円という結果でした。
おひとりさまの場合、ご自身の老後資金は基本的に自分で準備する必要があるため、早い段階から計画的な対策を立てておくことが大切です。
