4. まとめ

日経平均株価が5万4000円を超え、5万円台という大台が「日常」となりつつある今、今後の相場を正確に見通すことはプロの投資家でも困難です。「今が天井かもしれない」という心理的ハードルが、投資の第一歩を阻んでいるケースも多いでしょう。

しかし、日本経済の底堅い成長を中長期的な視点で取り込みたいのであれば、無理に個別銘柄を当てる必要はありません。市場全体を丸ごと買う「インデックスファンド」という選択肢が、個人の資産形成において非常に有効な武器となります。

特に新NISAを活用すれば、運用で得た利益はすべて非課税となり、手元に残る資産を最大化できます。また、一括投資に不安がある場合は、「積立投資」による時間分散が効果的です。

積立投資であれば、価格が高い時には少なく、安い時には多く買い付ける「ドル・コスト平均法」が自動的に機能します。これにより、感情に左右されやすい「買い時」の判断を排除し、結果的に平均取得単価を安定させることが可能です。

日本株投資には個別株、投資信託、ETFなど多様な窓口がありますが、相場の一喜一憂から距離を置き、「長期・積立・分散」の基本に立ち返ることが、着実な資産形成への近道といえるでしょう。

※投資には元本割れのリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

参考資料

株式会社モニクルリサーチ LIMO編集部証券出身者チーム