最後に、誰でもできる貯蓄方法をご紹介しましょう。ステップ式なので、1つずつ順番に取り組んでみてくださいね。

ステップ1・節約を始める

貯蓄するお金を増やすためにも、まずは支出を抑えていきましょう。固定費を抑えることができれば、毎月の支出を継続して抑えられるのでおすすめです。スマホなどの通信費や保険の内容を確認し、プランや契約会社の変更・解約を検討してみてください。

ステップ2・収入をアップさせる

支出の次は、収入にも着手しましょう。昇進や昇給による給料アップを狙うのもいいですが、副業で新たな収入源を見つける方法もあります。副業をする際は、勤務先が許可しているのかを確認しておきましょう。

ステップ3・投資を考える

ある程度貯蓄が増えてきたら、投資を視野に入れてみましょう。利益によって貯蓄額を増やせる可能性もあります。リスクを踏まえ、もし損失が出ても生活に支障のない範囲内にしておいてくださいね。

まとめ

年齢に比例して上がっていく平均貯蓄額に比べ、30~40代にグッと増える平均借入金額。借入金額を減らしながらうまく貯蓄するためにも、支出を抑える工夫をしておきましょう。節約や副業などの取り組みを続ければ、貯蓄のペースもだんだん安定していきますよ。


【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部