イタリア・ミラノ在住者が亡き母親の洋服を着てみたら…現地での予想外の評判が、X上で話題になっています。投稿したのは、Xユーザーの増永菜生さん(@Nao_Masunaga)です。

当ポストには2026年1月31日時点で1万6000件を超えるいいねが集まり、「置いた状態より、着た方が服の魅力が出てる」「素敵です。良い洋服は年代を超えますね」といった多くのコメントが寄せられています。

記事の内容にちなんで、ファッションにかける予算のアンケート結果についても紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

※ポストの画像は【写真3枚】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. イタリア・ミラノで「母親の洋服」を着てみたら…

【写真3枚/1枚目】お母さまが着ていた上品なシルエットの洋服1/3

お母様が来ていた洋服

出所:@Nao_Masunaga

「日本から持ってきた母親の服。ちょっと攻めたデザインかなと思ったけど、ミラノで着たら何てことなかった。しっかり肩パッドとダーツが入ってるおかげで身長156cmの私でもスタイルがよく見える。毛100%、製造元サンローズ、年代不明」というコメントとともに投稿された3枚の写真。

そこに写っていたのは、クラシカルな洋服をさらりと着こなす女性の姿でした。肩のラインが美しく出るデザインと、ウエストにかけての立体的なダーツが印象的ですね。

ローマ大学サピエンツァで博士号(歴史学)を取得し、現在は客員研究員として在籍している増永さん。こちらの服は、15年前に亡くなったお母さまが着ていたものだそうです。

「10年近くかけて実家の片付けを続けています。『使えるものは日本に置いておくより、今の生活の中で使った方がいい』と考え、母や祖母の服、食器、生活用品などを帰国のたびに少しずつイタリアへ持ち帰っています」とのこと。

続けて「犯罪の多いイタリアで『いかにも外国人』とわかる格好は避けたいのですが、日本で流行中のファッションだと浮いてしまいます。母が80〜90年代に着ていた服を今の私が着ると、ちょうどいいんです」と、お母さまの服を着ている理由を教えてくれました。

お母さまの服を着て外出すると、街中のイタリア人や外国人観光客に褒めてもらえることもあるのだそうです。

2. 世代を超えた洋服の着こなしに「素敵」「羨ましい」

【写真3枚/2枚目】上品だけどかわいらしさもあるデザイン2/3

上品だけどかわいらしさもあるデザイン

出所:@Nao_Masunaga

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「素敵なお洋服。平置きより着ると更に魅力的になるの、立体裁断?とかその辺りが素晴らしいんだろうな」
  • 「すてき!こんな子が歩いてるの見たらめっちゃ見ちゃうわ 肩パッドとかのおかげって言うけど、あなたのそのスッとした立ち姿でさらに素敵さ増します!」
  • 「お母さまの服が着られるなんてうらやましい。とっても素敵です」

など、素晴らしい洋服だという方や、増永さん自身も素敵だという方、お母さまの服を着られることをうらやましいと思う方まで、多数のコメントが寄せられていました。

増永さんは、投稿の反響についてうれしく思う反面、「今の日本でこのような洋服を作るのは簡単ではない」と感じているとのこと。

「地元・福井の町工場でも、職人の高齢化などにより技術が受け継がれないまま閉鎖してしまう事例があります。現在の物価や生産コストを考えると、同じ品質のものを国内で再現するのは難しいかもしれません」と、ご自身の考えを教えてくれました。

お母さまの大切にしていた洋服が、時代と国境を越えて、今も日常の中で活躍していること。そこには、良いものを長く使い続けるという価値観が息づいているように感じられますね。

3. ファッションに毎月かける予算について紹介

【写真3枚/3枚目】しっかり作られていることがわかります3/3

お母さまが着用していた洋服

出所:@Nao_Masunaga

ここからは記事の内容にちなんで、ファッションに毎月かける予算のアンケート結果についてご紹介します。

株式会社ヒューネルが、女性500人を対象に「ファッションについてのアンケート調査」を実施。毎月かける予算について最も多かったのは「1000円~3000円未満」「3000円~5000円未満」(同22%)という結果になりました。

回答者の多かった30代の子育て世代は、どうしても子どもが優先になるため、ファッションに自由にお金をかけるのは難しく、セールなどを上手に利用しながらおしゃれを楽しんでいるようです。

いかがでしたでしょうか。今回はXで話題になっている「母親から引き継いだ洋服」についてご紹介しました。

増永さんは、カフェにまつわる著書も出されており、2025年には『カフェの世界史』(SB新書)を出版しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

参考資料

成瀬 亜希子