3. 「持ち帰りなら8%」「レシートのどこが変わった?」消費税、きほんのしくみ

消費税は、商品の購入やサービスの提供に対して広く公平に課税される税金で、私たちが日々の暮らしで最も身近に感じるものです。この税金は最終的に消費者が負担しますが、実際に計算して国へ納めるのは、代金を預かった事業者(お店や会社)が行います。

3.1 生活を支える「軽減税率」

現在は、標準の「10%」のほかに、日用品の負担を軽くするための「8%(軽減税率)」が導入されています。

軽減税率の対象となる飲食料品の譲渡の範囲(イメージ)

軽減税率の対象となる飲食料品の譲渡の範囲(イメージ)

出所:国税庁「消費税のしくみ」

対象となるのは、お酒や外食を除く「飲食料品」や、定期購読の「新聞」などです。例えば、同じ食べ物でも「店内で食べる(外食)」なら10%、「持ち帰り(テイクアウト)」なら8%といった区別があります。

3.2 正確に計算するための「インボイス制度」

複数の税率が混在すると計算が複雑になるため、ミスを防ぐしくみとして始まったのが「インボイス制度」です。

インボイス(適格請求書)のイメージ

インボイス(適格請求書)のイメージ

出所:財務省「 もっと知りたい税のこと(令和5年7月発行)」

お店が発行する請求書やレシートに、登録番号や「どの品目に何%の税金がかかっているか」を明記することが義務付けられました。 このインボイス(適格請求書)があることで、売り手と買い手の双方が、支払った税額を正しく確認できるようになっています。