2. 「税収見込みは約24兆9000億円」消費税、いったい何に使われている?
2025年度予算では、消費税の税収は約24兆9000億円と見込まれています。日々の買い物で当たり前のように支払っている消費税ですが、「集められたお金が何に使われているのか」は、意外と知られていないかもしれません。ここでは、消費税の使い道をシンプルに整理します。
2.1 消費税の使い道→「社会保障」
消費税の税収は、2014年度以降、法律により次の「社会保障4経費」に充てることが定められています。
- 年金
- 医療
- 介護
- 子ども・子育て支援
つまり、消費税は国のさまざまな支出に自由に使われているわけではなく、社会保障を支える目的税に近い位置づけになっています。
2.2 それでも足りないのが現実
2025年度当初予算では、これら社会保障4経費の合計は約34兆円にのぼります。一方で、消費税の国税分は約24兆9000億円です。
- 社会保障4経費:約34兆円
- 消費税(国税分):約24.9兆円
この差額は、他の税収や国債(借金)で補われています。消費税は社会保障を支える大きな柱ではありますが、それだけですべてを賄えているわけではありません。
この不足分は、他の税収や国債などによって補われています。それでも消費税は、年齢や収入にかかわらず広く負担されるため、景気に左右されにくい安定した財源として重視されています。高齢化が進む中で、社会保障を支える「土台」としての役割を担っているのが、消費税の現状です。
