ドルコスト平均法は難平(ナンピン)買いと何が違うのか

先ほどドルコスト平均法で見たように、ドルコスト平均法は、値が下がろうとも、値が上がろうとも、定期的に買い続けるという点が難平と異なります。難平は自分の買値よりも現在の価格が下回っている際の事象です。

とはいえ、購入している資産が下がっている局面だけをみれば、ドルコスト平均法も難平もアプローチが同じです。

ドルコスト平均法の注意点

ドルコスト平均法は万能薬のように取り扱われていますが、決してそのようなことはありません。

ドルコスト平均法が機能するのは、買い付けている途中に買値が下がり、最後に大きく価格が上昇するパターンです。

つまり、ドルコスト平均法で恩恵を受ける典型的なパターンは最後に資産価格が上昇しないと困ります。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。