2. 現役世代の独身時代はお金の貯め時
独身時代は、人生で最もお金を貯めやすい「黄金期」です。独身時代は、収入の大部分を自分のために使えるためです。
結婚後は、一般的に配偶者や子どもの教育費、住宅ローンなど、避けられない支出が増えていきます。
独身時代は、生活費を自分でコントロールでき、余剰資金を貯蓄や投資に回しやすいのです。生活コストを抑えやすく、支出を自分の裁量でコントロールできるため、絶好の貯め時といえるでしょう。
3. 資産形成で利用すべきNISA
お金を増やす手段は「収入を増やす」「支出を減らす」「運用利回りを高める」の3つに集約されます。「運用利回りを高める」という点にフォーカスしたとき、有効活用すべき制度がNISAです。
NISAとは、投資を通じて利益が出たときに、利益に対して税金が課されない制度です。通常の投資では約20%の税金が課される点と比較すると、結果的に運用利回りを高める効果があります。
また、運用しているお金は「複利効果」で大きく育ちます。例えば25歳から月3万円を年利3%で運用すれば、35歳時点で約430万円になります。早く始めるほど、時間を味方につけられるのです。
さらに、独身時代の貯蓄と投資の習慣は一生の財産になります。収入の2〜3割を先取り貯蓄する癖をつけておけばどのような局面でも健全な家計管理ができるでしょう。このように独身時代の生活習慣が、将来の経済的自由度を大きく左右するといっても過言ではありません。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。合同会社柴田人事労務オフィス代表社員。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)