2月の年金支給日が近づくなか、「年金に上乗せして支給される給付金がある」と聞いて気になっている方も多いのではないでしょうか。食料品や光熱費、医療費の負担が増すいま、年金収入を主な収入源とする高齢世帯にとって、年金生活者支援給付金は家計を支える重要な制度の一つです。
この給付金は、老齢年金・障害年金・遺族年金を受給している人のうち、一定の所得・年金額以下の人を対象に、年金に上乗せして支給される仕組みです。
ただし、対象条件を満たしていても、申請しなければ受け取れない点には注意が必要です。
老後生活では収入が限られる一方で、支出や資産管理の重要性は年々高まっています。ここでは、給付金の対象者と給付額の考え方、そして老後の家計管理がなぜ重要なのかを整理します。
1. 年金生活者支援給付金の受給対象者を確認
公的年金等の収入や所得が一定基準額以下の年金受給者は、年金生活者支援給付金を受け取れる可能性があります。受給対象者の要件をまとめると、以下のとおりです。
要件に該当しでも、申請をしなければ受け取れません。日本年金機構から送付される「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」に必要事項を記載し、年金事務所へ送付する必要があります。
なお、年金生活者支援給付金は所得要件があるため、受け取れるかどうかの確認が毎年行われます(継続認定)。年金事務所が市区町村から受給者本人および世帯員の前年所得情報の提供を受け、引き続き支給要件に該当しているか確認し、支給要件を満たしていれば継続して支給する仕組みです。
