「前に付き合っていた人が堅実な人で、投資なんてリスクがあるものは絶対NGだという人だった。自分は投資をしたかった」と、投資に興味はあったが恋人が許さなかったために断念していたのだそう。結婚も考えていたため、「パートナーがNGだと言うのなら、投資で損失が出たら家族にも影響が出るしやめておこうと思った」と言います。
しかし、その彼とは別れて「一生独身」を決めた今、「誰にも影響がないから投資を始めてみようと思った」と話すCさん。共働きなら協力してお金を貯めることもできますが、一人だとなかなか貯金だけでは十分な老後資金は育ちにくいもの。リスクが高すぎない投資も取り入れて、上手に資産形成できるといいですね。
無駄なデートと婚活をやめた
「婚活やデートほどお金のかかることはない」と断言するのは金融機関で働く30代女性のDさん。一生独身でいると決めたのは、婚活やデートにお金がかかりすぎることだったと言います。
「婚活するには、相談所や街コン、合コンなど色々なところにお金がかかる。デートするにも毎回お金がかかる。デートの相手も同じことをしているのだと思いますが、ちょっとばかばかしく感じてしまった」と言います。
確かに一生独身でいると割り切ってしまえば、婚活やデートは不要ですよね。毎回のデートに4000~5000円ほどかけていたというDさん。それを毎週末繰り返し、デートや婚活を合わせて毎月6~7万円を費やしていたのだそう。いまはその分が浮いたので、将来のための貯金に回しているとのことでした。
趣味の活動や社会人サークルの活動を始めた
インフラ業で働く30代男性Eさんは、「一生独身」を決めて趣味の活動を広げたのだそう。それまでは、「お金もかかるし結婚して子どもができたら時間もなくなって、どうせ途中でやめてしまう」と思い、なんとなくセーブしていたのだそう。しかし、結婚しないと決めた今では趣味を極めるという気持ちに切り替わったのだと言います。
さらにスポーツの社会人サークルにも入り、友達や仲間を増やしているとのこと。「一人の老後は友達が大事。大学の仲間や地元の友達も、これまで以上に大事にするようになった」と話してくれました。確かに一生独身で生きていくのであれば、友達は大事にしたほうがいいですよね。気の合う仲間と過ごす老後も楽しそうです。
まとめ
いかがでしたか。5人とも、しっかりと将来の生活をイメージして、何をやめて何を始めるかを考えている様子でした。どのケースも「一生独身でいよう」と決めたことをきっかけに奮起して何かをやめたり、始めたりしている人が多かったですね。もしかして将来独身かも、と思う人は参考にしてみてくださいね。
大塚 ちえ