2. 【誰でも受検できる!注目資格 その2】宅地建物取引士

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2.1 宅地建物取引士とは

「宅地建物取引士(通称:宅建・宅建士)」は、不動産取引の安全性と信頼性を支える国家資格であり、土地や建物の売買・賃貸といった重要な場面で活躍する不動産の専門家です。

取引に関する実務知識はもちろん、民法や宅建業法などの法律知識を駆使し、契約内容に不備や不公平がないかを厳正にチェックする役割を担っています。

2.2 合格率・難易度

本試験の合格基準は、毎年一定の点数で決まる「絶対評価」ではなく、年度ごとに合格者数が調整される「相対評価」が採用されています。

そのため、受検者全体の得点分布をもとに上位およそ15~18%程度(人数にして約3万人~4万人)のみが合格となる、非常に競争性の高い仕組みです。

実際に、2025年10月19日実施の試験では合格率が18.7%とかなり低水準となり、試験の難しさが改めて浮き彫りになりました。この数字からも分かるように、基礎固めから応用力の養成まで、計画的な対策が求められます。

2.3 活かせる仕事・場面

不動産売買において欠かせない「重要事項説明」は、国家資格である宅建士だけが行える専門業務です。

そのため、不動産業界では宅建士資格を持つ人材は高く評価され、就職や転職の場面でも大きな強みとなります。実際、資格保有者には資格手当が支給される企業も多く、キャリアアップと収入アップの両方が期待できます。

また、宅建士の学習を通じて民法をはじめとした多くの法律知識が身につくため、マイホームの購入や相続など、人生の重要な場面でも役立ちます。仕事にも私生活にも生きる、実用性の高い資格といえるでしょう。

【資格詳細情報】