5. 65歳以上「年金以外の収入源を持つシニア」はどれほどいるのか
老後の収入といえば公的年金が中心ですが、近年は「年金以外の収入」を持つシニアも少なくありません。実際には、働き続ける人、ちょっとした副収入を得る人など、その形はさまざまです。
5.1 シニア世代の「就労」は珍しくない
まずはシニア世代の就業率を見ていきましょう。
65歳以上でも就業している人は一定数存在します。特に近年は働くシニアが増えてきていることがグラフからもわかります。定年後も再雇用や再就職という形で働くケースに加え、自営業やフリーランスとして仕事を続ける人もいます。
特に、体力的な負担が比較的少ない職種や、これまでの経験を生かせる仕事では、70歳前後まで働く人も珍しくありません。
5.2 副収入という選択肢も広がっている
フルタイムで働かなくても、老後の収入を補う手段はあります。たとえば、不動産収入や配当、年金に上乗せする形のパート収入などです。
「生活費のすべてを賄う」ほどではなくても、毎月数万円の収入があるだけで、家計の安心感は大きく変わります。
5.3 働き続ける理由は「生活費」だけではない
シニアが収入を得続ける理由は、必ずしもお金だけではありません。社会とのつながりを保ちたい、生活に張り合いを持ちたいといった動機も大きな要素です。
結果として、収入と生きがいの両方を得られる点が、就労継続を選ぶ人が多い背景といえるでしょう。
5.4 年金+αを前提に考える時代へ
物価上昇や長寿化が進む中、公的年金だけで老後の生活を完結させるのは簡単ではありません。
そのため、「年金はいくらもらえるか」だけでなく、「年金以外にどんな収入源を持てるか」を含めて考えることが、これからの老後設計では重要になっています。
