2. 【地域差あり】自治体が独自に行うシニア支援策
自治体によっては、「外出の機会を確保する」「転倒リスクを下げる」「フレイル(虚弱)を予防する」といった目的で、シニア向けの支援策を用意しています。
2.1 交通機関優遇パス
外出頻度が落ちると、運動量や人との接点が減り、心身の機能低下につながりやすくなります。そこで自治体によっては、一定年齢以上を対象にバス・地下鉄などを割安で利用できる「敬老パス」「シルバーパス」などを設けています。
たとえば東京都の「シルバーパス」は、都内在住の満70歳以上(寝たきりの方を除く)が対象の交通機関優遇パスです。申込みにより購入でき、都営交通や都内の民営バスなどで利用できます。
2.2 健康維持と介護予防のための助成金
「病気になってから」ではなく「衰える前に」手を打つ支援も広がっています。自治体は、健診データも活用しつつ、身体機能・栄養・口腔などの課題に合わせた介護予防サービスを展開しています。
たとえば、神奈川県相模原市が行っているのは、75歳以上の方を対象にした「はり・きゅう・マッサージ施術料助成」です。1枚1000円の「はり、きゅう、マッサージの施術料助成券」を、年度内(4月~翌年3月)に最大12枚交付しています。
今回紹介した助成以外にも、さまざまな自治体が独自の高齢者支援を行っています。お住まいの自治体にどのような支援があるのか、ぜひ調べてみてください。