3. 「貯蓄下手な人」と「貯蓄上手な人」は何が違う?主な違い2つ

では、「貯蓄下手な人」と「貯蓄上手な人」では何が違うのでしょうか。主な違いとして2つあります。

3.1 生活費や貯蓄、必要資金など具体的なお金を把握しているか、していないか

まとまった貯蓄を貯めるには、お金を貯めるモチベーションを継続させることが大切です。このモチベーションを持続させやすいのが「お金の具体化」です。

たとえば、老後資金を貯めたいのであれば、自身の具体的な「老後の生活費」と「老後の年金見込み額」を確認してみましょう。

総務省「家計調査報告〔家計収支編〕2024年(令和6年)平均結果の概要」によれば、平均的な65歳以上無職の夫婦世帯のひと月の家計収支3万4058円の赤字。ひとり世帯の場合、2万7817円の赤字です。

年にすれば二人以上世帯で約41万円、老後を25年と仮定して1021万円の赤字です。生活費の補填以外にも貯蓄は用意しておきたいでしょう。

このように老後資金や教育資金、住宅費用、それ以外にもかかるまとまった金額については具体化するとよいでしょう。

実際にいくら貯蓄するかについても、具体化をしてみましょう。

「ひと月の家計収支」はいくらであり、月いくら貯蓄でき、何年でいくら貯まるのか?家計の収入を増やし、支出を減らす方法はないのか?より細かく具体化していくことで、興味をもって情報を調べたり、対策を立てたりしやすくなるでしょう。

3.2 「お金が貯まる仕組み」を利用しているか、していないか

しっかりお金を貯めるためにはお金が自動で貯まる仕組みを利用しましょう。

金融機関によっては毎月一定額を自動で積み立てるサービスを行っていますから、利用することで忙しい中でもほったらかしで貯まるでしょう。

ただし、ライフイベントの変化や貯蓄額等によっては金額や金融商品を見直すといいでしょう。

預貯金だけでなく、たとえば新NISAを利用して投資信託の積立投資でも自動的にお金を積み立てるサービスがあります。投資はリスクがありますが効率的に貯まる可能性もあるので、まずは情報を調べてみるといいでしょう。

参考資料

宮野 茉莉子