これまで貯蓄をしたことが無い人にいきなり家計簿をつけましょうというのも無理な話です。まずは、ひと月だけでいいので自分のお給料を何に使ったかをすべて把握してみましょう。例えば、コスメや美容院代、洋服、書籍、おもちゃ、タバコ、缶コーヒー、趣味に必要な道具など、実に様々なモノを購入し、サービスを利用していることがわかります。その中でお給料の1割を超えているものについては、内容を吟味して自分に必要なのかを見極めましょう。

自動的に貯金する口座を使う

自動積立預金ができる銀行や金融機関に口座を持っている場合は、利用開始の手続きを取りましょう。毎月何日にいくらを定期預金に入れるかを設定できるようになります。金融機関をわけたいときは、振込予約サービスを利用して別の口座を貯蓄専用にするのもいいでしょう。お金を使う前に、まずは自動的に毎月3.3万円を隔離して使えないようにしましょう。

まとめ

貯蓄はできるだけ早い段階スタートしたほうが有利です。現代は人生100年時代ともいわれています。老後を豊かに暮らすためにも、しっかりとした資産形成を心がけましょう。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部