2. 【最新】公的年金(国民年金・厚生年金)の「平均受給額」はいくら?
厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、公的年金の平均受給額は以下のとおりです。
【厚生年金の対象とならない人(国民年金のみ)】
- 〈全体〉平均年金月額:5万9310円(5万7584円)
- 〈男性〉平均年金月額:6万1595円(5万9965円)
- 〈女性〉平均年金月額:5万7582円(5万5777円)
【厚生年金の対象となる人(国民年金+厚生年金)】
- 〈全体〉平均年金月額:15万289円(14万6429円)
- 〈男性〉平均年金月額:16万9967円(16万6606円)
- 〈女性〉平均年金月額:11万1413円(10万7200円)
※()内は前年度の数値
国民年金は保険料が全国一律の仕組みであるため、受給額に大きなばらつきは生じにくく、国民年金のみを受け取っている人の平均月額はおよそ5万円程度です。
一方で、国民年金に厚生年金が加わるケースでは、月あたりの平均受給額は約15万円となっています。
前年度と比べると、国民年金・厚生年金ともに平均受給額は上昇しており、厚生年金については平均額が15万円を超える水準に達しました。
この背景には、物価動向などを踏まえた年金額の引き上げが影響していると考えられます。
ただし、ここで示している数値はあくまで平均であり、実際の受給額は人によって異なります。
次章では、国民年金と厚生年金それぞれについて、受給額別の受給者数を確認していきます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事した。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年8月25日更新)
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)