出席できない理由があればそれも仕方がありません。当日の内容は担当の保育士さんがちゃんと教えてくださいます。行けなかったからといって、心配しないでくださいね。

でも、できれば出席することをおすすめします。出席すればお友達のママにも顔を覚えてもらえるし、たわいのない話し合いからでも色々な気づきが得られるからです。行かなかれば何もわかりません。

なんて挨拶すればいい?

みんな緊張しています。「あのママは慣れてそう」とあなたからは見える人も、きっとドキドキしています。自分の挨拶はちょっと置いておいて、他のママの言うことに集中すると緊張がほぐれてきますよ。

自分の挨拶や一言は最低限でいいと思います。自分のことばかりにとらわれていると、他の人の発言が耳に入りません。他のママはどんな人で、どんなことを思っているのかを知るせっかくの機会なのに、もったいないと思いませんか?

懇談会はママのためでもありますが、本来かわいい子どものために催されるものですよね。保護者は我が子のいわば「黒子」です。他のママのことを知るのも、子どものためなのです。

懇談会では発言「内容」よりも「笑顔」が大事

懇談会「何を言うか」よりも相手に与える印象に重要なものがあります。それは「笑顔」。緊張のあまり、顔がこわばってしまうとよくありません。なぜなら相手に「緊張でこわばっているんだな」とは理解されず「なんか不機嫌そう」と感じさせてしまうからです。

もし自分が挨拶している時に、向かいのママが「不機嫌そう」な顔で聞いていたらどうでしょうか。「私、嫌なこと言っちゃった?」と心配になりますよね。反対に、私の挨拶を笑顔でうなずいて聞いていてくれたら、それだけで好感を持てちゃいます。

「ニコニコしてるママね。ああ、○○ちゃんのママなんだ。優しそう」と周囲に思われたら大成功。何を言ったかなんて覚えていないものです。

懇談会は顔合わせの貴重な機会

子どもが通う園では保育士さんがちょっとしたことでも日々口頭で伝えてくれるので、懇談会の場で改めて聞くことはありません。懇談会はいわば保護者同士の「顔合わせ」の貴重な機会です。送迎の時間帯が違うとまったく会わないママもいるので、まあ一度くらいはご挨拶しましょう、という感じでしょうか。

なので過度に心配する必要はまったくありません。会が終了すればさっと立ち去ってOK。「あーこの人が○○くんのママか!」というノリで、気軽に参加してみては?

シマダマキ