1.4 スノードロップ

スノードロップ

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まだ雪が残る地面から、そっと顔を出すスノードロップ。その名の通り、まるで雪のしずくがそのまま花の形になったかのような、清らかで可憐な姿が魅力です。

2月から3月にかけて、うつむきがちに咲く小さな白い花は、春の訪れを誰よりも早く教えてくれるかのよう。寒さにはとても強いのですが、夏の蒸し暑さや強い日差しは苦手です。

庭に植えるなら、夏には木陰になるような場所を選んであげましょう。鉢植えで楽しむ場合は、夏の間は涼しい日陰に移動させてあげると元気に夏を越せるかもしれません。

※参考価格:500~800円(3号ポット苗)

1.5 ユキワリソウ(雪割草)

ユキワリソウ(雪割草)

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その名の通り、固い雪を割って芽を出すほどの生命力を持つユキワリソウ。早春のまだ寒さが残る頃、色とりどりの花を咲かせます。

花びらのように見える部分は実は萼片で、ピンクや青、紫など、はっとするほど鮮やかな色彩が揃います。山野草ならではの、どこか素朴で自然な佇まいが心を和ませてくれます。

もともと木々の下で育つ植物なので、直射日光が当たらない明るい日陰が大好きです。特に初夏から秋にかけての強い日差しは葉を傷めてしまうことがあるので、置き場所には少し気をつけてあげましょう。

※参考価格:500~1000円(2~3号ポット苗)

2. 日陰の庭づくりをもっと楽しむために

日が当たりにくいからと、ガーデニングを諦めてしまうのはもったいないことです。今回ご紹介したように、日陰の環境を好んでくれる健気で美しい植物はたくさんあります。

大切なのは、それぞれの植物が好む「日陰の質」を見極めてあげること。「一日中薄暗い場所」なのか、「午前中だけ日が差す場所」なのか、ご自宅の環境をよく観察して、ぴったりの植物を選んでみてください。

きっと、あなたのお庭やベランダが、冬でも心安らぐお気に入りの空間になるはずです。