50代になると、「老後資金づくりはもう遅いのでは」と感じる方も少なくありません。しかし新NISAのスタートにより、これまで投資をしてこなかった人でも、比較的シンプルに非課税運用を始められる環境が整いました。

たとえば50歳から65歳までの15年間、毎月5万円を積み立てた場合、運用利回りによって最終的な資産額には大きな差が生じます。物価上昇や年金だけでは不安が残る今、現実的な数字を把握しておくことは重要です。

この記事では、新NISAの基本的なメリットをおさらいしつつ、「月5万円・15年間」の積立投資がどの程度の老後資金につながるのかを年利別に整理します。

1. NISAの非課税メリットとは

NISAは、投資による利益が非課税になる税制優遇制度です。

一般的な投資では、得られた収益に対して約20%の税金がかかります。NISAを活用すれば税金が免除され、運用で得た利益をそのまま手にすることができます。

簡単に言うと、利益が出たときに、通常よりも手元に残る金額が約20%増える制度です。効率的な資産形成ができるため、投資を始めるにあたって有効活用すべき制度と言えるでしょう。

なお、非課税投資枠の保有期間は無期限です。引き出しに関する制約もなく、急にお金が必要になった際には、自由に換金することも可能です。

投資枠について

投資枠について

出所:金融庁「NISAを知る」

老後資産の形成だけでなく、住宅購入や子どもの教育資金など、さまざまな用途で活用できます。もちろん、自分の趣味を楽しむための費用に充てても問題ありません。