3. 【国民年金と厚生年金】平均月額はどのくらいなの?

前章では「年収400万円・加入期間40年間」のケースを例に年金額を試算しましたが、実際には現役時代の収入水準は人によって大きく異なります。

国税庁の「令和6年度 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は478万円(男性587万円、女性333万円)であり、働き方や勤務先の規模、就業形態によっても差が出ます。

そのため、個別の試算だけでは全体像をつかみにくく、「平均的にはどれくらいの年金が支給されているのか」を知ることも老後設計を考えるうえで重要です。

そこで、2025年12月に公表された厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から、国民年金のみを受け取る場合と、国民年金+厚生年金を受け取る場合の平均月額を確認していきましょう。

3.1 【国民年金の平均月額】

  • 全体 5万9310円
  • 男性 6万1595円
  • 女性 5万7582円