「冬庭でも自然の美しさを楽しみたい」そんな願いを叶えるのが、寒さに強い草花を取り入れた冬のナチュラルガーデンです。雪や霜にも負けず、力強く冬を乗り越える植物たち。

野趣あふれる姿が庭を自然な風合いで満たし、温かみのある景色が生まれます。今回は耐寒性に優れた丈夫な植物8種を、参考価格とともに紹介。

記事後半では、冬のナチュラルガーデンをおしゃれに見せるコツもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。

1. この記事で紹介する「冬のナチュラルガーデンを彩る寒さに強い植物」にまつわるあれこれ

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白い小花が満開の、ノースポールの鉢植え

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  • 冬のナチュラルガーデンにおすすめ!寒さに強い《一年草》4選
  • 冬のナチュラルガーデンにおすすめ!寒さに強い《多年草》4選
  • 冬のナチュラルガーデンを「おしゃれに見せる」3つのコツ

※この記事で紹介する一年草には、原産地では多年草だけれど、日本の気候では一年草扱いとされている植物も含まれています。

2. 冬のナチュラルガーデンにおすすめ!寒さに強い《一年草》4選

2.1 ノースポール

ナチュラルな白い花が美しい「ノースポール」2/12

中央が黄色で白い花びらの、ノースポールの花

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小さな白い花が真冬の庭で明るく輝くノースポール。その名のとおり北極星を思わせる清らかな花姿は、ナチュラルガーデンに清涼感を与えます。

強健で寒さに強く、冬の間も花が途切れません。

※参考価格:100円~300円前後(3号ポット苗)

2.2 パンジー&ビオラ

寒さに強く長い期間花が咲く「パンジー&ビオラ」3/12

青と黄色の複色の花を咲かせている、ビオラ

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パンジーやビオラは晩秋から春の終わりまで長い間開花。シックなアンティークカラーや繊細なフリル咲きが、ナチュラルガーデンにぴったりです。

こぼれ種でも増えやすく、無造作に植え込むだけで自然な景色が生まれます。

※参考価格:100円~600円前後(3号ポット苗)

2.3 デージー(デイジー)

丸いポンポンのような愛らしい花「デージー」4/12

淡いピンクの花を咲かせている、デージー

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丸いポンポンのような形の花が愛らしいデージー。赤・ピンク・白・紫などの花色があり、細く細かい花弁が特徴的です。

日当たりがよければ真冬でも開花して春まで長く楽しめます。強い霜に当たると傷むことがあるため、寒風の当たらない場所に植え、マルチングなどで保温してあげるとよいでしょう。

※参考価格:100円~300円前後(3号ポット苗)

2.4 スイートアリッサム

甘い香りが漂うグランドカバー「スイートアリッサム」5/12

白い小花が満開の、スイートアリッサム

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スイートアリッサムは小花が株をおおうように咲き、庭のグランドカバーに最適。白い花は雪のような美しさがあり、冬の景色に明るいコントラストを生み出します。

丈夫で育てやすく、花から漂う甘い香りも魅力です。

※参考価格:100円~700円前後(3号ポット苗)

3. 冬のナチュラルガーデンにおすすめ!寒さに強い《多年草》4選

3.1 宿根ネメシア

風に揺れる姿がナチュラルな「宿根ネメシア」6/12

紫色の花を咲かせている、宿根ネメシア

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優しい芳香と、風に揺れるふんわりとした草姿が魅力の宿根ネメシア。柔らかな立ち姿が、ナチュラルな雰囲気です。

一年草のネメシアよりも株が丈夫で、適切な管理をすれば数年間楽しめます。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

3.2 スイセン

鮮やかで凛とした花が魅力の「スイセン」7/12

黄色い花を咲かせている、スイセン

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スイセンは冬から春にかけて、凛とした姿で咲く球根植物。植えっぱなしでも毎年花を咲かせるほど強健な性質です。

白や黄色のシンプルな花が野趣にあふれ、冬枯れの景色に明るさと彩りを添えてくれます。

※参考価格:100円~400円前後(球根1球)

3.3 ワイルドストロベリー

花も実も愛らしい「ワイルドストロベリー」8/12

白い花と赤い実を付けている、ワイルドストロベリー

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春から初夏にかけて白くかわいい花を咲かせ、花のあとに小さな赤い実をつけるワイルドストロベリー。ランナーを伸ばして地面をおおい、庭に自然な彩りをもたらします。

日当たりと水はけのよい場所で育てましょう。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

3.4 ヒューケラ

寒さと日陰に強いカラーリーフ「ヒューケラ」9/12

オレンジ色の葉を広げている、ヒューケラ

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ヒューケラは花よりも葉色の美しさを楽しむ常緑多年草。ライムグリーン・キャラメル色、深いワインレッドなど、多彩な葉色が魅力です。

耐陰性と耐寒性に優れ、日当たりが少ない日陰の庭でも育てられます。

※参考価格:400円~900円前後(3号ポット苗)

4. 冬のナチュラルガーデンを「おしゃれに見せる」3つのコツ

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クリーム色の花を咲かせている、スイセン

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4.1 耐陰性の強い品種を植える

冬は日照時間が短くなるため、日陰を好む植物が活躍します。常緑のカラーリーフを組み込むことで、花が少なくても庭が明るい雰囲気になり、冬でも洗練されたナチュラルガーデンが完成します。

4.2 常緑グランドカバーを活用する

ナチュラルガーデンにおいて、足元のグランドカバーは野趣あふれる雰囲気を出すアイテムとして最適。常緑でほふく性のある植物を、小径の脇や石畳の隙間に植え込みましょう。

4.3 高低差で立体感を演出する

冬の庭に奥行きや広がりを演出するには、草丈の高低差を利用するのが効果的。花壇の手前に低い位置で花を咲かせる品種を配置し、後景に背の高い植物やグラス類を配置することで、庭に立体感が生まれます。

5. 寒い季節を彩る癒やしのナチュラルガーデン

寒さが厳しい冬は花が少なく、庭も寂しくなりがちですが、こんな時期こそ、ほかの季節とは異なる、静かで穏やかなナチュラルガーデンが楽しめます。

寒さに耐えひっそりと咲く花や、霜をまといキラキラ輝く葉は、冬がもたらす格別な自然美です。寒さに強い一年草や多年草で、冬の庭を癒やしのナチュラルガーデンにしてみませんか。

6. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い11/12

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

7. こちらの記事もおすすめ!パンジー・ビオラが主役の「センスのいい寄せ植え」植物6選

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紫色の花を咲かせている、鉢植えのパンジー

croquette/shutterstock.com

【センスのいい寄せ植え】冬の定番「パンジー・ビオラ」と相性抜群!おしゃれ&華やかな植物10選

こちらの記事では、冬の定番花であるパンジーやビオラを主役にした「センスのいい寄せ植えづくり」におすすめの、寒さに強い植物を10種ご紹介しています。

冬の玄関先やベランダ、お庭を華やかにしたい方、パンジーやビオラが大好きな方におすすめです。