キーエンスが大幅高! 日経平均株価は小幅続伸

【東京株式市場】 2019年4月4日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅続伸、後場は値動きの少ない膠着状態に

2019年4月4日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,724円(+11円、+0.1%) 小幅続伸
  • TOPIX 1,620.0(▲1.7、▲0.1%) 小幅反落
  • 東証マザーズ株価指数 910.4(▲8.8、▲1.0%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:873、値下がり銘柄数:1,158、変わらず:109
  • 値上がり業種数:12、値下がり業種数:21
  • 年初来高値更新銘柄数:208、年初来安値更新銘柄数:25

東証1部の出来高は12億2,051万株、売買代金は2兆1,147億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国半導体株の上昇というニュースはあったものの、全体的には手掛かり材料難となり、模様眺めムードが強まりました。売買代金は2兆円台を維持しましたが、盛り上がりに欠けた商いとなっています。

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そのような中、日経平均株価は揉み合いとなりました。寄り付き直後に一時▲50円安となりましたが、前場の半ば過ぎには一時+74円高と切り返す場面がありました。ただ、その後は前日終値を挟む攻防が続き、最後は小幅上昇で引けています。終値で続伸となりましたが、21,800円の壁は予想以上に厚いという印象です。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はプラス圏を維持することなく小幅反落で引けました。中小型株には大型株ほどの買い戻しが入らなかったことが一因と言えましょう。

東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は41日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は7,578万株、売買代金1,309億円となり、いずれも前日より小幅減少となりました。売買代金は41日連続で1,000億円超になるなど商いは活況でしたが、個人投資家の物色意欲にやや一巡感が見られます。

また、株価指数も▲1%近い下落となる反落で終わりました。出来高が減っていることを勘案すると、900ポイントの維持はやや微妙なところと言えそうです。

東京エレクトロンなど半導体関連株が上昇、塩野義製薬など医薬品株は売られる

個別銘柄では、米国株式市場での半導体関連株の上昇を背景に、東京市場でも半導体関連を中心としたハイテク株が買われました。

東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、日本電産(6594)、京セラ(6971)などが年初来高値を更新し、SUMCO(3436)や太陽誘電(6976)も大幅上昇となりました。ただ、取引時間中に付けた高値からは相当に下がった終値となっています。

また、機械株・設備投資関連株も引き続き買われ、安川電機(6506)、SMC(6273)、ディスコ(6146)などが年初来高値更新となりました。しかし、こちらもハイテク株同様に日中の高値を付けた後は売りが優勢となり、ディスコなど終値は下落で引けています。

その他では、同じ設備投資関連のキーエンス(6861)が大幅上昇となり、株価下落が続いていたローソン(2651)が買い戻されたことなどが目を引きました。

一方、ハイテク株ではソニー(6758)が軟調に推移し、日立製作所(6501)は高値更新後に大幅安に転じて引けました。また、塩野義製薬(4507)など医薬品株が総じて売られ、小野薬品工業(4528)は年初来安値を更新しています。

新興市場(東証マザーズ)では、窪田製薬ホールディングス(4596)やアンジェス(4563)が急落し、ASJ(2351)は▲11%超安となる3日連続の暴落となりました。また、串カツ田中ホールディングス(3547)も大きく値を下げています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。