6. 年金は「知らないまま」よりも「整理して把握する」

2025年度は年金額が増額される一方で、働き方による差・男女差・ライフコースの違いが、将来の受給額によりはっきり表れる時代になっています。特に、国民年金と厚生年金を合わせた「実際の受取額」を意識することが重要です。

また、106万円の壁をめぐる社会保険の適用拡大は、現役世代だけでなく、将来の年金額にも影響します。今後の制度改正を踏まえ、自分がどの位置にいるのかを早めに把握しておくことが、老後の生活設計につながります。

年金は「知らないまま」よりも「整理して把握する」ことが安心への第一歩です。今のうちに確認しておきましょう。

参考資料

奥田 朝