6. まとめにかえて

公的年金制度は、リタイア後の生活を支える老齢年金だけでなく、病気や死亡といった「万が一」の事態に備える、国のセーフティーネットです。

2025年度の年金額や、厚生労働省が示す多様な働き方に応じた年金額のモデルケースを確認することで、ご自身の受給見込み額と「平均値」との差を具体的にイメージしていただけたでしょうか。

特に、全受給権者の平均額や受給額分布からは、現役時代のキャリア(厚生年金の加入期間・収入)によって、老齢年金に大きな個人差が出ることが分かります。

2025年6月の年金制度改正では、iDeCoの加入上限年齢引き上げや企業型DCの拡充など、自助努力による資産形成を国が後押しする動きも進行中です。

年末のライフプラン見直しという絶好の機会に、まずは公的年金という「老後の暮らしを支える大黒柱」について理解を深めてみましょう。

ねんきんネットで年金見込み額を把握できたら、iDeCoや新NISAなどの税制優遇制度を活用した資産形成の方針の見直しまでもっていけると嬉しいですね。

参考資料

マネー編集部年金班