半導体300mm工場、23年末に138まで増加 5年で26工場が稼働へ、IC Insights調べ 2019.03.27 06:00 公開 執筆者津村 明宏 調査会社の米IC Insights(アイシーインサイツ)は、2019年に直径300mmのシリコンウエハーを用いてICを量産する半導体工場(以下300mm工場)が9つ増加し、世界で121工場に増える見込みだと発表した。これは、このほど同社がリリースしたレポート「Global Wafer Capacity 2019-2023」の分析によるもの。以後も300mm工場は増え続け、23年末には138工場にまで増えると予測した。 記事の続きを読む 画像と一緒に記事を読む 関連記事 マイクロンがメモリー減産を発表。WDに続き公表ベースでは2例目 半導体メモリー大手の米マイクロンテクノロジーは、2019年度第2四半期(18年12月~19年2月)決算にあわせて、メモリーの減産を発表した。DRAMは生産能力の5%を休止、NANDはウエハー投入量の5%を削減する。供給量を抑えることで、DRAM、NANDなどメモリー需給環境の引き締めを図りたい考え。 グーグル、アマゾンなどのハイパースケーラー投資、本格再開は20年から グーグルやアマゾンに代表されるクラウド企業のハイパースケールデータセンター(ハイパースケーラー)投資の回復がまだ見えてこない。2017~18年の大規模投資によりメモリー需要が喚起され、半導体市場は過去2年にわたって歴史的な成長を遂げたが、18年中ごろからハイパースケーラーの投資意欲が大きく減退。DRAM/NANDのメモリー在庫は供給メーカー、さらには顧客であるクラウド企業でも高水準な状況が続いており、余剰感が強い。19年中の本格的な回復がなかなか見通せない状況で、メモリー市況の回復は年明け20年に持ち越しとなる可能性も出てきた。 中国半導体を四面楚歌に追いやったトランプ大統領 「中国製造2025」の大きな柱として、半導体産業の急速立ち上げがある。中国政府は半導体の自給自足体制を促進すべく、とりわけ国内ファブレス半導体企業(設計や開発を行って製造を委託する企業)の育成強化を進めてきたのだ。2018年はかなりの成果を出し始め、ファブレス企業の成長率は前年比23%増となり4兆円の大台に押し上げてきた。しかし、「設計はできても作れない」というのが本当のところだ。 ソニー半導体が日本を引っ張る時代がやってきた 2兆円を超える投資で他デバイスにも好影響 「前工程で最大2カ月」、ルネサスが国内外工場で一時帰休実施 自動車・産機需要の低迷影響 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL