4月から始まった保育園での新生活。もう衣類は用意されていると思いますが、いったい何をどれくらい揃えたらいいか悩みますよね? それに、送迎時のママの服も気になるのではないでしょうか。今回は実体験をもとに、準備のポイントなどをお伝えします。

とにかく「動きやすい」「股上深め」

柔らかくて動きをさまたげないTシャツやパンツが一番。しかし長過ぎれば裾を踏んだりして危険です。ぴったりしたレギンスタイプのものや、裾がすぼまっているタイプならば丈の調整もしやすく○。デニムのようにあまり伸びない生地の服は動きにくくておすすめしません。動きにくいと感じると子供は必ず着てくれなくなります。

これは困ったなと感じたのが「股上の浅さ」です。多くの保育園では上下セパレートタイプの服装を準備するように言われると思います。

お子さんの体型にもよりますが、股上の浅いパンツでしゃがむと背中がガッツリ見えてしまうのです。しかもぽっこりおなかの下にウエストゴムがくる、まるでメタボ中年男性みたいなズボンの履き方になってしまいます。できれば股上はゆったりしているほうがお腹も冷えなくて安心です。

柄物は合わせづらい

ついかわいくて買ってしまう柄物やキャラクターものの服。子供も喜びますよね。ママが着せる時は上下のバランスなどを考えて組み合わせられるのですが、保育園で着替えさせてもらう時にはそこまで要求はできません。

なので迎えにいくと、柄×柄の奇抜な組み合わせで出てくることもしょっちゅう。帰り際に「これ私が好きで揃えたんじゃないんですよー」と周囲に叫びたくなります。が、まあ、子供は何を着ても許されますね。ちぐはぐな柄の組み合わせが本人のハチャメチャぶりに似合っていたりもします。

かわいい服ほど「運が悪い」

これは筆者宅に限ったことかもしれませんが、私が「かわいいな」と感じている服に限って、園で致命的に汚れて帰ってきます。胸に赤い絵の具べったりとか……。最初の頃はあきらめきれず(みな安物ですが)、いろんな石けんで洗ったり漂白したり、しまいには「こういうガラなんだ」と自分に言い聞かせたりしましたが、ダメなものはダメ。

逆に上の子のお古で、いい感じにくたびれてるのは本当によく生きながらえて(着られないほどのダメージを受けてくることなく)、無事天命を全うします。絶対に汚したくない服は、保育園に着せていかないことをおすすめします。

子供の服は案外見ていないもの