育児と向き合っていると、「私は母親に向いていないのかも」「また怒ってしまった…」と落ち込むことはありませんか。ときには、我が子に対して強い罪悪感を覚えることもあるかもしれません。今回は、そんな罪悪感について考えてみましょう。
育児で感じる罪悪感を分解してみる
自分の子に対して、「何度言ったら分かるの!」「どうして言うことを聞かないの!」とイライラしていませんか。周りをみれば、楽しそうに育児をしているママたちの姿が…。そんな様子を見て、「自分は毒親なのかも」と焦る人もいるのではないでしょうか。
まず踏まえておきたいのは、「常に幸せというのは誰だって不可能」ということ。「子育てを楽しまなきゃ」と考え過ぎている人は、「どんなときも1日中幸せじゃないと」「また怒ってしまった」とこだわる傾向にあります。
でも、実際にずっと幸福感でいっぱいの人なんてまずいません。街中で見かける幸せそうなママも、家に帰ればガミガミと怒ることもあるはずです。「またイライラしてしまった…」と罪悪感を抱えてしまう人は、「なにがなんでも子育てを楽しまなきゃ」という発想を変えてみることから始めましょう。
悪いママだと思ってしまう、罪悪感の発生源は?
つい我が子に大声で怒鳴ってしまったり、ムキになってしまったりすることもありますよね。ついイライラして感情的になったとしても、決してあなたが「悪いママ」というわけではありません。