5. 老後の収入源の柱となる「年金」を増やす方法はある?
老後に受け取る年金額を増やす有効な方法のひとつが、「繰下げ受給」です。
これは、年金の受給開始時期を65歳よりも遅らせることで、月々の受給額を増やす仕組みで、繰下げた月数に応じて「月0.7%ずつ」増額され、最大で84%の増額が可能です。
一度増えた年金額は、生涯にわたって維持されるため、長生きするほどメリットが大きくなります。
たとえば、毎月15万円の年金を受け取るケースでは、受給開始を75歳まで遅らせると、毎月12万6000円増額され、最終的に月額27万6000円となります。
ただし、繰下げ受給を利用した期間中は年金を受け取ることができず、加給年金や振替加算が適用されないケースもあります。
上記から、メリットだけでなくデメリットも踏まえたうえで、慎重に判断することが重要です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事した。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年8月25日更新)