夫婦がお金のことで大ゲンカするのはどんなとき? 金銭感覚をめぐる戦いとは

結婚するとき、「金銭感覚が合うこと」が大事だと言う人も多いですよね。既婚者の中には、お金の使い方や金銭感覚の違い、資産形成の方針の違いといった理由で夫婦げんかに発展したことのある人も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、「金銭感覚が合わない配偶者と結婚した」と感じている既婚者3人に実体験を聞いてみました。

娘の夏期講習をめぐり大乱闘!

夫婦で取っ組み合いのけんかになったというAさんご夫婦。きっかけは「参加必須ではない子どもの塾の夏期講習だったそうです。

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「娘にやる気がないのは傍目にもわかって、そんなことなら参加しなくていいと叱ったら、その夜、夫に『娘の夏期講習代くらい、お前が週1〜2日パートを増やしたら出してやれるだろう』と言われました。そういう問題じゃない、と私が言うとそのまま口論に。ワケのわからぬまま、いつの間にか取っ組み合いのけんかになっていました」とのこと。

Aさんは、娘さんのやる気のなさを見かねて「夏期講習へ行かなくていい」と言ったのでしょう。一方の旦那さんは「やる気がなくても行かせてあげたらやる気になるかもしれない」との主張。「やる気のない子どもの夏期講習に10万円ちかいお金をかけてあげられるほどの余裕はないし、そもそもそんなに甘やかす気もない。勉強したいと熱心に言われればもちろん通わせてあげたいけれど、そんな気もない娘に夏期講習へ行かせても無駄」とAさんは一刀両断でした。

これは娘さんの教育に関する金銭感覚の相違ですね。旦那さんの気持ちもわかりますが、Aさんのように考えるのも間違ってはいないのでしょう。結局娘さんは夏期講習へ行かず、のんびりと夏休みを過ごしたのだそうです。

夫の心無い一言で大喧嘩! 4歳の娘に仲裁されたことも

「本当に些細なことですが、急に許せなくなった」と話してくれたのはまだ20代半ばのBさん。Bさんには4歳の娘さんがいるのですが、産休明けからすぐに働き始めました。娘さんを保育園に預けながら日々時短勤務で働くものの保育料が高く、Bさんの洋服や化粧品代をどんなに削ってもお給料のほとんどが子どものお金として消えていくのでした。そんな中、旦那さんがたばこをやめることもなく、さらに同僚や上司と毎週2~3回は飲みに行くことを理不尽に感じたBさん。

「毎月たばこにいくらかかっているの?」と聞くと、「2万いかないくらいじゃない?」と返答が。毎週2~3日飲みに行くたびに5000円ほどのお金を月のお小遣いとは別に渡ししていたため、「単純に、毎月自分の娯楽に8万円近く使ってるってこと?」とBさんも怒り心頭。自分ばかり我慢を強いられるのが耐えきれなくなったそうです。

「8万円くらいいいだろう。オレにも息抜きさせてくれよ」という旦那さんの言葉を聞いてキレてしまったというBさん。大げんかに発展し、寝ていた4歳の娘が起きて仲裁に入ってはっと我に返ったのだそう。そんな状態になってしまうと、Bさんもつらかったでしょうね。

金銭感覚の違いは話し合いでカバー!

中には金銭感覚の違いは話し合いでカバーできるという夫婦もいました。それがCさん夫婦です。たとえば「ロボット掃除機のルンバがほしい」とCさんが言ったところ、奥さんは「普通の掃除機で十分でしょう」と答えます。Cさんが「掃除機をかける時間はもったいないし、金額だって別に出せない金額じゃないから」と言うと、奥さんは「掃除機が壊れたら検討するね」と答えたそう。こうした些細なことでも、すり合わせができない夫婦だとけんかに発展してしまいます。

Cさん夫婦は高額商品がほしくなった場合には相手が納得するようプレゼンをする決まりがあるのだと言います。結果として、Cさんはルンバを手に入れることができました。奥さんも時々プレゼンをしてお目当ての商品をゲットすることがあるらしく、金銭感覚のズレに起因する問題は2人で解決しているのだと言います。

夫婦で食い違う「お金の使いどころ」とは

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FP保有の金融系ライター。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。